閉店した「若菜 高田馬場二丁目店」跡地
西友の100%子会社で惣菜や弁当の企画から製造販売までを手掛ける若菜(埼玉県川越市)のロードサイド店が、2015年7月末をもって全店閉店したと発表された。
閉店の知らせに同チェーンを利用していた人々が残念がっている。
スーパーマーケット惣菜事業に資源を集中
若菜ウェブサイトからキャプチャ
若菜の路面店は2000年にスタート。首都圏と近畿圏を中心に全国で50店舗展開していた。
同社ウェブサイトによると「売場と厨房との一体化による"できたて・つくりたての味"」が売り。年間1200アイテムを開発し、低コスト化を実現しているという。
親会社である西友の広報担当者は、今回の閉店の経緯について、「若菜全体で2014年度の既存店売上は前年比で5.1%伸びており非常に好調ですが、西友店舗内のスーパーマーケット惣菜事業に経営資源を集中させるため残念ながら閉店しました」と説明する。若菜の全事業の中で、路面店の売上の割合は少なく数パーセントだったという。
うっすらと残った「若菜」の文字
西友の売り場では今後も若菜の惣菜を購入できるがネット上では、
「中華料理が特に美味しく時々に利用していましたが残念です」「ここの豚角煮旨くて、即席の魯肉飯を作ってたのにな。残念」「格安で揚げ物調達可能な貴重な店だったのに残念」
といった声もでている。
また、駅ビルに出店している惣菜店「庖味庵(ほうみあん)」アズ熊谷店を8月26日に閉店予定。ほかの庖味庵の店舗も順次閉店していく。
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