1ポンドって、どのくらいの重さ? 確認すべく、ステーキガストで熟成塊肉をたいらげてみた

プロレスの試合前。選手がコールを受ける際、「◯◯ポンドー!」って体重がアナウンスされるじゃないですか。「ポンド」って、どのくらいの重さだかわかります? どうやら、1ポンド=約450グラムだそうですよ。

この1ポンドそのままのボリュームの極上ステーキを満喫できるキャンペーンが開催されるらしいです。ステーキガストでは10月15日から、その名も「ステーキ屋さんの熟成塊肉フェア」を実施します。期間中、同店では1ポンドのステーキを“ドカン!”と提供してくれるというのです。

ステーキ専門店なのに価格はリーズナブル


さて、ここでぶっちゃけた話をさせてください。皆さん、ステーキガストって行ったことはありますか? ガストじゃありません、「ステーキガスト」の方の経験を聞いています。正直、未体験の人は少なくないんじゃないかと……。
ではステーキガストの特徴2点を、以下に挙げましょう。
(1)全ての鉄板商品にサラダやライス、カレー、デザートなど20種類以上の食べ放題が付いている。
(2)本格的なステーキやグリルをリーズナブルな価格で楽しめるステーキ専門店である。
注目していただきたいのは、(2)の要素。ステーキガストは、ステーキ専門店です。それでいて、ガストの“ステーキハウス版”。ということは、メニュー価格がリーズナブルなんです。

1ポンドの塊肉を実際に食べてみた!


じゃあ、フェアで提供されるメニューをご紹介しましょうかね。その名は『1ポンド熟成赤身ステーキ』(数量限定)で、価格はサラダバー付きで2,499円(税抜)。ハッキリ言って、安いです。しかもキャンペーンサイトへ行けば、サイドメニューで使えるクーポンもゲットできるらしい。
大きい塊肉には感激だし、その安さは嬉しいし。でも、食べ切れるのかしら……? 確認すべく、実際にお店へ行ってこのステーキを体験してきましたよ!

はい、ステーキガストに到着しました。すでに、噂のメニューをオーダーしています。『1ポンド熟成赤身ステーキ』がやって来るまでは、食べ放題のサラダバーをいただきましょうか。
1ポンドって、どのくらいの重さ? 確認すべく、ステーキガストで熟成塊肉をたいらげてみた

っていうか本当のことを言うと、これでもう足り得ている。この時点で、すでにランチとしては上等。でも今日に限っては、あくまで“助走”です。

……おっ、やってきた。目の前に運ばれてきた1ポンド塊肉の勇姿をご覧ください。ドッカ~ン!
1ポンドって、どのくらいの重さ? 確認すべく、ステーキガストで熟成塊肉をたいらげてみた

デッケェ! 尋常じゃないですよ。幅が凄いし、奥行きが長いし、厚さが見たことも聞いたこともないレベル。200人くらい乗ってる宇宙船かと思いました。
1ポンドって、どのくらいの重さ? 確認すべく、ステーキガストで熟成塊肉をたいらげてみた

比較対象として、横にあるフォークのサイズを参考にしてみてください。イミダスかと思ったよ!

あまりの迫力に、私は気圧されそうになりました。でもこの物理的インパクトともに臭覚へ来襲するお肉の香りが、なんとも魅力的。胃のモチベーションを、グングン上昇させます。
完食できるかわからないけど、すごく前のめりになってきた。では、いただきます!

まずはフォークを塊肉に刺し、ナイフでカットしていく。……のだが、なかなかナイフが達しない。ずっと切ってます。通常のステーキの倍の時間を要してカットし終えると、現れた断面がめちゃ魅力的!
1ポンドって、どのくらいの重さ? 確認すべく、ステーキガストで熟成塊肉をたいらげてみた

美味しそうな肉っぷり、丸出しじゃないですか。赤身肉特有の、素晴らしすぎるカラー全開。

これを口に入れると、すっごいやわらかい。そして無意識に、口へと運ぶ次なるお肉をカットしていました。これも、サクッと食べきれちゃいます。
この繰り返しが、あまりにも心地良い。できることなら皆さん、『1ポンド熟成赤身ステーキ』をオーダーするときはお肉に集中してください。サラダとかスープとかは、ステーキ登場前に堪能すべき。
というのも、ステーキガストでは6種類のソース(にんにく醤油、ゆずポン酢など)がラインナップされた「ソースバー」が用意されています。十分過ぎるほどのボリュームを誇る『1ポンド熟成赤身ステーキ』なのだから、食べきるまでに数種のソースを使い分けて楽しみ方の幅を広げると、彩りとしても満足。もちろん、お塩のみでいただくのもオススメです。素材がグッと際立つし、お肉とお塩のケミストリーは異常だし。通ならば、これでしょうかね?

というわけで、食べ始めから約20分が経過。ありがとうございます、いつの間にか完食してしまってました。我ながら、この大食漢っぷりには驚き!
1ポンドって、どのくらいの重さ? 確認すべく、ステーキガストで熟成塊肉をたいらげてみた

この結果には、理由がある。やわらかいお肉を低温でじっくり寝かせ、たっぷり旨味を引き出したのがステーキガストの熟成肉。しかも使用されているのは、やわらかい赤身肉です。美味しいし脂身が少ないので、1ポンドの巨大ボリュームでも食べ切れちゃう。聞くところによると、女性でも案外ペロリとイケちゃうそうですよ。ステーキガストに来ると、なぜか皆が自身の大食漢っぷりに驚いてしまう模様。
「今日は、お肉をガッツリ行きたいなー!」という時にこそ、この『1ポンド熟成赤身ステーキ』へ臨んでいただきたいですね。この価格でこの“ガッツリ”は、なかなか体験できないと思うから。

超巨大な塊肉型クッションのプレゼントも


それだけじゃない。耳寄りなお知らせです。今回は、「熟成塊肉フェア」と同時(2015年10月15日から)に「超巨大塊肉ッション プレゼントキャンペーン」もスタートするらしいです。
これ、要するにクッションが当たる企画です。でも、ただのクッションじゃない。サイズがやばい。見てください。
1ポンドって、どのくらいの重さ? 確認すべく、ステーキガストで熟成塊肉をたいらげてみた
写真はイメージ画像

200cm×160cmという、現代の住宅事情を無視したジャンボ感を誇ったシロモノ。しかも、制作には約80万円がつぎ込まれたそう。そこまで力を入れときながら、「超巨大塊肉ッション」というネーミングからはゴージャス感を感じないし。
でもこんなに大きいクッションがあると、思わず寝てしまいたくなりますねぇ……。いかん、いかん。食べた後に寝ると、太るって聞いたことがあるもの。何と言っても、我々は1ポンドの塊肉を食べたばかり。「熟成塊肉フェア」と「超巨大塊肉ッション プレゼントキャンペーン」が同時期に開催されているが、このタイミングはいかがなものか?

兎にも角にも、ステーキに関しては推せます。話題の塊肉が手頃な値段で食べられる絶好の機会。「ポンド」という馴染みのない単位を体感する意味でも、ぜひ。
(寺西ジャジューカ)

すかいらーく