
特許問題その1:「佃製作所が技術をパクった!」(ナカシマ工業談)
中小企業VS大企業の闘いの幕開けとなったのが、ナカシマ工業による特許侵害の訴え。ナカシマ工業は佃製作所の主力商品「ステラエンジン」は、ナカシマ工業が所有する特許を侵害していると主張。90億円もの損害賠償を要求する。しかし、これは佃製作所の特許の“穴”を狙いをさだめ、仕掛けてきたナカシマ工業の悪意に満ちた戦術。裁判で疲弊したところで、佃製作所を買収し、その技術を手に入れようと目論んでいる。

特許問題その2:「パクったのは“マネシマ”だ!」(佃製作所談)
ナカシマ工業はパクリの常習犯で、大企業の資金力を駆使してこれまでもさまざまな模倣品をしれっと作り挙げてきた歴史がある。あまりにひどいやり方は“マネシマ”と異名をとるほど。度重なるダメージに、一度は白旗をあげかけた航平だが、経理部長の殿村(立川談春)や弁護士の神谷(恵俊彰)に背中を押され、ナカシマ工業の主力商品である「エルマーII」を特許侵害で訴えるという奇策に出る。