落語家・桂春蝶さん(43)がTwitterで「貧困は絶対的に『自分のせい』」と発言した。過激な貧困論に否定的な意見が相次ぎ、炎上騒ぎとなってしまった。
桂春蝶さんが貧困を語り大炎上?
春蝶さんは「世界中が憧れるこの日本で『貧困問題』などを曰う方々は余程強欲か、世の中にウケたいだけ。この国では、どうしたって生きていける。働けないなら生活保護もある。我が貧困を政府のせいにしてる暇があるなら、どうかまともな一歩を踏み出して欲しい。この国での貧困は絶対的に『自分のせい』なのだ」とツイート。貧困問題に関して強い言葉で意見を投げかけた。
世界中が憧れるこの日本で「貧困問題」などを曰う方々は余程強欲か、世の中にウケたいだけ。
— 桂 春蝶 (@shunchoukatsura) 2018年2月20日
この国では、どうしたって生きていける。働けないなら生活保護もある。
我が貧困を政府のせいにしてる暇があるなら、どうかまともな一歩を踏み出して欲しい。この国での貧困は絶対的に「自分のせい」なのだ。
これには「病で働けなくなったり、ブラック企業に潰されて精神が病んでしまった人も“自己責任”なの?」「この国の貧困はそんな根性論でどうにかなるようなものではない」「親の貧困でまともな教育を受けられなかった子どもも自己責任ってことか」「“世界中が憧れるこの日本”ってどこにあるの? 多分この国のことではないと思うが」などといった反論が相次いでいる。
一方で、「“絶対的に”って言葉のせいで揚げ足取られてるけど、桂春蝶さんは貧困の人にエールを送りたかっただけなんじゃ…」「個人的には賛成。各人色々な事情はあると思うけど、突き詰めれば自分の人生は全部『自分のせい』だろ」「“絶対的に”はどうかと思うけど、貧困を他人のせいにしてる人は確かに多いと思う」「日本のシステムは完全とは言えないけど、世界と比べたら十分恵まれてると思うよ」といった声も。
これらの意見を受けて、春蝶さんは「さっきの投稿に痛烈な批判が多かったんだけど、まあ仕方ない。分かりにくい内容だったから。言いたかったのは、人は生まれながらに苦悩を抱えていて、だからこそ生きられるこの世界は奇跡の連続で、感謝して歩むべきだという福音だったの。そしてその環境がこの国は整っている…そう言いたかった」と補足した。
さっきの投稿に痛烈な批判が多かったんだけど、まあ仕方ない。
— 桂 春蝶 (@shunchoukatsura) 2018年2月20日
分かりにくい内容だったから。
言いたかったのは、人は生まれながらに苦悩を抱えていて、だからこそ生きられるこの世界は奇跡の連続で、感謝して歩むべきだという福音だったの。
そしてその環境がこの国は整っている…そう言いたかった。
だが、元衆院議員の上西小百合氏が「上から目線の落語家なんて、この国に存在意義があるんだろうか。落語家になってはいけない人が落語家の子供だってだけでその職につく。ダメな2世、3世議員と同じ構図」と批判したことに対しては、「絶対に上西も絡んで来ると思ったわ。笑 そのダメな僕であっても、受け入れてくれるこの国と、この国の国民性が素晴らしいという話を、僕はしているんですよ。あなたのような単なる変人でも、何とかこの国では生きていけてるでしょう?」と応酬している。
絶対に上西も絡んで来ると思ったわ。笑
— 桂 春蝶 (@shunchoukatsura) 2018年2月21日
そのダメな僕であっても、受け入れてくれるこの国と、この国の国民性が素晴らしいという話を、僕はしているんですよ。
あなたのような単なる変人でも、何とかこの国では生きていけてるでしょう? https://t.co/oVFIlnXKQe