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「半分、青い。」68話。秋風の視点が漫画家というより脚本家である件

       
秋風「泉ピン子の台詞は冴え渡っている。わたしには書けない」
菱本「橋田先生ですか」
秋風の視点は完全に脚本家の視点にすりかわっている。これに関しての考察は67話のレビューで書いたのでそちらを読んでいただきたい。

ちなみに北川悦吏子は、00年「ビューティフルライフ」で橋田賞と向田邦子賞を受賞しており、いまさら橋田先生にアピールする必要はないので、これは純粋に朝ドラファンへのサービスと考えたい。

追記:ツイッターで、北川悦吏子が「泉ピン子の台詞は冴え渡っている。わたしには書けない」の台詞はカットしてもよかったが豊川悦司が言いたいと言って残ったものと紹介していた。豊川悦司、何かにつけてすばらしい。

シスターフッドも取り入れて


ユーコは、昨日見た夢を床いっぱいに紙に描く。
海上をスケート靴で滑る夢。
夜を徹して、ふたりでおしゃべりしながら漫画を描く。
朝の光のなかで、
ユーコ「私、鈴愛好きだ」
ナレーション(鈴愛の気持ちの代弁)「生まれてはじめて人に好きと言われた。はじめて告白された。女の子やったけど」
とキラキラした感情の交歓が行われる。
自分のことをしゃべれないふたりの心を柔らかくしてくれたというユーコ。
なんでも正直に言う鈴愛にはそういういいところがある。
近年、流行りのシスターフッド的なエピソードを盛り込むところも抜かりないが、そもそも、「素顔のままで」(92年)がそれである。鈴愛とユーコはきっとこのドラマを見て、雰囲気盛り上がっちゃったのだろう。

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「「半分、青い。」68話。秋風の視点が漫画家というより脚本家である件」の みんなの反応 8
  • 匿名さん 通報

    おそらくですが、菱本さんの台詞は「橋田先生ですか」ではなく、「橋田先生ですから」だったと思いますが、どうでしょうか。

    8
  • 匿名さん 通報

    「おんなは度胸」、懐かしいですね。BSで朝やっている再放送はこういう昔の名作をもっとやってほしい。

    6
  • 匿名さん 通報

    今度は散英社の「ビッグイブニング」ですね。集英社の「モーニング」や「アフタヌーン」が元ネタでしょうけど、小学館の「ビッグコミック」系の要素も入ってますね。なんか私こればかり書いてますね(笑)。

    4
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朝ドラ「半分、青い。」

朝ドラ「半分、青い。」

NHK「連続テレビ小説」第98作目で、脚本家・北川悦吏子のオリジナル作品。故郷である岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロインを永野芽郁が演じた。主題歌は星野源の「アイデア」。2018年4月2日〜9月28日放送。

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