第9週「違うわ、萬平さん」 第51回 11月28日（水）放送より
脚本：福田 靖
演出：保坂慶太
音楽：川井憲次
キャスト：安藤サクラ、長谷川博己、内田有紀、松下奈緒、要潤、大谷亮平、
桐谷健太、片岡愛之助、橋本マナミ、松井玲奈、呉城久美、松坂慶子、橋爪功、瀬戸康史ほか
語り：芦田愛菜
主題歌：DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
制作統括：真鍋 斎
栄養食品ダネイホン開発を巡り、はじめて萬平（長谷川博己）と夫婦喧嘩した福子（安藤サクラ）。
従業員たちの不満はさらに募り、ある夜、大喧嘩をはじめた。
福子は子供のことも従業員のことももっと考えてほしいと訴え、萬平はようやく考え直してくれたように見えたが……。
ダネイホンというよりダメイホンって感じだが、視聴率はまた21％台に戻った。低かったのはやはりガマガエルのせいかもしれない。
さて、51話はSE （効果音）に焦点を当てて見てみたい。
まず、（50話の回想）「仕事に集中したいんだ！」ダンダンダン！（ちゃぶ台を叩く音）からはじまって、タイトルバック。
源が熱を出したというのに夜、研究室に泊まり込んで寝室に戻らない萬平。
はじめて喧嘩したと聞いて鈴（松坂慶子）は悦び、「夫婦喧嘩は勝つか負けるかよ」と福子を焚きつける。
私だってやるときはやります的に意気込む福子だったが、萬平がダネイホンの改良が進み機嫌よくやってくると洗濯物で顔を隠してしまう。
旦那さまにはずっといい顔をしているように自分を律しているようだ。
で、試食のターン。
萬平「どうぞ」パチン（膝をたたく）「よし」
みんなで試食するが、まずい。
パチン（膝を叩く）「どうしたらいいんだ」
場面変わって、三田村（橋爪功）と世良（桐谷健太）の場面。
栄養食品なんて売れないという世良に三田村は、
「目先のことばかり追いかけてはいかん 長い目で見ることも必要なことだ」と諭す。
パチ パチ パチ（盆栽を切る音）
ドラマも目先のことばかり追いかけず長い目で見ることが必要。
小松原（前原滉）、堀（原雄次郎）、増田（辻岡甚佐）が鈴に神部（瀬戸康史）とタカちゃん（岸井ゆきの）の仲があやしいとチクる。
さっそく「手ぇだしたんか」と神部に詰め寄る鈴。
「タカをたぶらかしたら許しませんからね」ドゥルルル…ドンドンドン……ドドン（和太鼓の音）
「ほんまやで！」ドン！ シャーン！
その夜、ちっちゃい月が出て、風鈴がチリーン
福子がまたひとり源ちゃんと寝ていると咲が夢枕に現れる。
（「おはよう日本 関東版」で高瀬アナが予告で見た咲がそろそろ出るんじゃないかと予想したとおりだった）
咲は「お互いの足りないところを補い合うのが夫婦よ」と福子に助言する。
その頃、若者たちのタコ部屋。暑くて眠れない。
「（ダネイホンが）ぶちくそまずいんだってな」と森本（毎熊克哉）の言う「ぶちくそ」は広島弁らしい。
ちなみに森本の名前は・元。「げん」と読むとしたら源ちゃんと字は違うけど同じなまえ。
あまりの暑さと不満で喧嘩が起こる。
萬平、福子、鈴が駆けつけると、
グーグー赤津（永沼伊久也）だけぐっすり寝ている（よっぽど働かされてるのか）。
鈴「うちの社員は2つに別れて対立しているわけですか」（説明セリフ）
「これは社長のせいですよ萬平さん」
（時計の音）ボーン！ 落ち込む萬平
福子は「世の中の人を喜ばせたいならまず自分のまわりの人を幸せにしないと」と萬平に進言。
萬平も「これからもっと三人の時間を大切にするよ」「それから塩作りのあいつらのことももっとちゃんと考えてやらなきゃな」とようやく目が覚めたようだ。
良かった良かったと思って翌朝。
萬平は皆を集めて張り切って演説。
「僕はゆうべ考えた。これからはみんなでダネイホンをつくろうと思う」
「僕たちは仲間だ。みんながひとつになってダネイホンを完成させよう」
がんばろう！ がんばろう！ がんばろう！ がんばろう！ がんばろう！ がんばるぞ！ とひとりで盛り上がる萬平。若者たちは無理やり「がんばろう」と続く。
ニヤ！としたり顔の萬平に、ああ……とがっかりする福子。
これでは塩作りのほかにダネイホン作りが増えて塩組には負担増であることに萬平は気づいていなかった。
ああ、ダメイホン……。
50話で手榴弾を見つけて海に放り込んで魚をとった野村（南川泰規）、高木（中村大輝）、堺（関健介）は
また海に行って、「やってられっか」とバーン バーン バーンと爆発音三連発。
ところどころに合いの手のようなSEが入ることでドラマをリズミカルにしている。
最後にでかい３連発が来て、きれいに締まった。
（イラストと文／木俣冬）
連続テレビ小説「まんぷく」
◯NHK総合 月～土 朝8時～、再放送 午後0時45分～
◯BSプレミアム 月～土 あさ7時30分～ 再放送 午後11時30分～
◯１週間まとめ放送 土曜9時30分～
「べっぴんさん」 BS プレミアムで月〜土、朝7時15分から再放送中。
男回結成！
51話
「あさが来た」 月〜金 総合夕方4時20分〜2話ずつ再放送
玉木宏も柄本佑も素敵です
9話
10話
脚本：福田 靖
演出：保坂慶太
音楽：川井憲次
キャスト：安藤サクラ、長谷川博己、内田有紀、松下奈緒、要潤、大谷亮平、
桐谷健太、片岡愛之助、橋本マナミ、松井玲奈、呉城久美、松坂慶子、橋爪功、瀬戸康史ほか
語り：芦田愛菜
主題歌：DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
制作統括：真鍋 斎
イラストと文／木俣冬
51話のあらすじ
栄養食品ダネイホン開発を巡り、はじめて萬平（長谷川博己）と夫婦喧嘩した福子（安藤サクラ）。
従業員たちの不満はさらに募り、ある夜、大喧嘩をはじめた。
福子は子供のことも従業員のことももっと考えてほしいと訴え、萬平はようやく考え直してくれたように見えたが……。
ダネイホンがまずい
ダネイホンというよりダメイホンって感じだが、視聴率はまた21％台に戻った。低かったのはやはりガマガエルのせいかもしれない。
さて、51話はSE （効果音）に焦点を当てて見てみたい。
まず、（50話の回想）「仕事に集中したいんだ！」ダンダンダン！（ちゃぶ台を叩く音）からはじまって、タイトルバック。
源が熱を出したというのに夜、研究室に泊まり込んで寝室に戻らない萬平。
はじめて喧嘩したと聞いて鈴（松坂慶子）は悦び、「夫婦喧嘩は勝つか負けるかよ」と福子を焚きつける。
私だってやるときはやります的に意気込む福子だったが、萬平がダネイホンの改良が進み機嫌よくやってくると洗濯物で顔を隠してしまう。
旦那さまにはずっといい顔をしているように自分を律しているようだ。
で、試食のターン。
萬平「どうぞ」パチン（膝をたたく）「よし」
みんなで試食するが、まずい。
パチン（膝を叩く）「どうしたらいいんだ」
場面変わって、三田村（橋爪功）と世良（桐谷健太）の場面。
栄養食品なんて売れないという世良に三田村は、
「目先のことばかり追いかけてはいかん 長い目で見ることも必要なことだ」と諭す。
パチ パチ パチ（盆栽を切る音）
ドラマも目先のことばかり追いかけず長い目で見ることが必要。
とはいえ、このレビューは毎日の定点観測なのでその回の要素のみで書いています（一応、あとでこうなるかなと予想もしつつ）。
社員が2つに別れて対立
小松原（前原滉）、堀（原雄次郎）、増田（辻岡甚佐）が鈴に神部（瀬戸康史）とタカちゃん（岸井ゆきの）の仲があやしいとチクる。
さっそく「手ぇだしたんか」と神部に詰め寄る鈴。
「タカをたぶらかしたら許しませんからね」ドゥルルル…ドンドンドン……ドドン（和太鼓の音）
「ほんまやで！」ドン！ シャーン！
その夜、ちっちゃい月が出て、風鈴がチリーン
福子がまたひとり源ちゃんと寝ていると咲が夢枕に現れる。
（「おはよう日本 関東版」で高瀬アナが予告で見た咲がそろそろ出るんじゃないかと予想したとおりだった）
咲は「お互いの足りないところを補い合うのが夫婦よ」と福子に助言する。
その頃、若者たちのタコ部屋。暑くて眠れない。
「（ダネイホンが）ぶちくそまずいんだってな」と森本（毎熊克哉）の言う「ぶちくそ」は広島弁らしい。
ちなみに森本の名前は・元。「げん」と読むとしたら源ちゃんと字は違うけど同じなまえ。
あまりの暑さと不満で喧嘩が起こる。
萬平、福子、鈴が駆けつけると、
グーグー赤津（永沼伊久也）だけぐっすり寝ている（よっぽど働かされてるのか）。
鈴「うちの社員は2つに別れて対立しているわけですか」（説明セリフ）
「これは社長のせいですよ萬平さん」
（時計の音）ボーン！ 落ち込む萬平
がんばろう！ ニヤリ
福子は「世の中の人を喜ばせたいならまず自分のまわりの人を幸せにしないと」と萬平に進言。
萬平も「これからもっと三人の時間を大切にするよ」「それから塩作りのあいつらのことももっとちゃんと考えてやらなきゃな」とようやく目が覚めたようだ。
良かった良かったと思って翌朝。
萬平は皆を集めて張り切って演説。
「僕はゆうべ考えた。これからはみんなでダネイホンをつくろうと思う」
「僕たちは仲間だ。みんながひとつになってダネイホンを完成させよう」
がんばろう！ がんばろう！ がんばろう！ がんばろう！ がんばろう！ がんばるぞ！ とひとりで盛り上がる萬平。若者たちは無理やり「がんばろう」と続く。
ニヤ！としたり顔の萬平に、ああ……とがっかりする福子。
これでは塩作りのほかにダネイホン作りが増えて塩組には負担増であることに萬平は気づいていなかった。
ああ、ダメイホン……。
50話で手榴弾を見つけて海に放り込んで魚をとった野村（南川泰規）、高木（中村大輝）、堺（関健介）は
また海に行って、「やってられっか」とバーン バーン バーンと爆発音三連発。
ところどころに合いの手のようなSEが入ることでドラマをリズミカルにしている。
最後にでかい３連発が来て、きれいに締まった。
（イラストと文／木俣冬）
連続テレビ小説「まんぷく」
◯NHK総合 月～土 朝8時～、再放送 午後0時45分～
◯BSプレミアム 月～土 あさ7時30分～ 再放送 午後11時30分～
◯１週間まとめ放送 土曜9時30分～
朝夕、本放送も再放送も オールBK制作朝ドラ
「べっぴんさん」 BS プレミアムで月〜土、朝7時15分から再放送中。
男回結成！
51話
「あさが来た」 月〜金 総合夕方4時20分〜2話ずつ再放送
玉木宏も柄本佑も素敵です
9話
10話
