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「いだてん」播磨屋の足袋大人気。歴史に埋もれた人々に光を当てる作品から消えるのか。3/10版レビュー

「いだてん」播磨屋の足袋大人気。歴史に埋もれた人々に光を当てる作品から消えるのか。3/10版レビュー
イラスト/まつもとりえこ
先週3月10日放送のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」第10話。オリンピック出場のためスウェーデン・ストックホルムに滞在する金栗四三(中村勘九郎)から、東京・大塚の播磨屋へ足袋を至急追加で送ってほしいと電報が届いた。ほかの国の選手たちが四三の履いていた足袋に興味を持ち、自分もほしいと口々にせがんだからだ(これは史実だという)。店主の黒坂辛作(ピエール瀧)は注文を受け、張り切って人数分の足袋をつくり始める。

初めての異国で言葉がほとんど通じず、孤立していた四三だが、思いがけず足袋を通じて外国人選手と交流するきっかけをつかんだ。電報の少ない文字数ではそこまで伝えられてはいなかったかもしれないが、辛作は足袋の追加注文を受けて、四三に現地で何かうれしいことがあったのだと察したのではないだろうか。そして四三の喜びはきっと辛作自身の仕事に対する誇りにもつながったに違いない。

互いに支え合う日本選手団の面々


第10話では、このエピソード以外にも、四三と周囲の人たちとのつながりをあらためて確認させるような展開を見せた。

四三のほか、短距離走の三島弥彦(生田斗真)、監督の大森兵蔵(竹野内豊)とその妻・安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)ら日本選手団は1912年6月2日にストックホルムに到着。翌日には、四三は現地のガイドのダニエルとともにマラソンコースの下見をし、滞在3日目からは弥彦ともども本番に向けて本格的にトレーニングを開始した。しかし、あとから来たアメリカ選手団などが、大勢の選手が互いに改善点を見出しながら練習していたのに対し、四三と弥彦は出場競技も異なり、それぞれ単独でのトレーニングを余儀なくされる。

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    「「いだてん」播磨屋の足袋大人気。歴史に埋もれた人々に光を当てる作品から消えるのか。3/10版レビュー」の みんなの反応 11
    • 匿名さん 通報

      不祥事で放送シーンカットって、個人的には、もうやめたらどうかと思っている。被害者のいる犯罪だとそうもいかないかも知れないが。

      10
    • 匿名さん 通報

      まさか弥彦があんなに落ち込むなんて。四三が励ますシーンとてもよかった。心に残ります。ただ出来事だけを並べるのではなく、それぞれの心情が丁寧に描かれているのでいつも感情移入して見ています。

      6
    • 匿名さん 通報

      いろいろあると思いますが、代役で撮りなおすことが可能なら、私はそうして欲しいです。播磨屋さんが脚本通りに活躍する「いだてんの完成形」が見たいからです。

      4
    • 匿名さん 通報

      編集で間に合わず、撮りなおすほどの重要な役なのではないかな。代役が大活躍するかも。期待する箇所のヒントでしょうか?交代は良い方に考えています。

      1
    • 匿名さん 通報

      >日本の歌をうたってくれとリクエストされてしまう。困惑した末に四三と弥彦が歌ったのは「君が代」だった(これまた史実とか)。  間違ってもお祭りの歌ではないwww

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