
吉岡里帆が目の見えない“目撃者”に扮し、連続猟奇殺人鬼に立ち向かう本格的スリラー、映画『見えない目撃者』が、9月20日(金)より全国公開される。
警察学校の卒業式の夜に、自ら引き起こした事故で弟を亡くし、視力も失ったなつめ(吉岡里帆)と、車との接触事故をきっかけになつめと知り合った高校生・春馬(高杉真宙)。2人が連続猟奇殺人鬼に立ち向かう姿をスリリングに描いた今作は、最後の最後までまさに手に汗握る展開で、観客をスクリーンに引き込むだろう。さらに、最初は全く息の合わなかった2人が、事件の真相に近づく中で互いを支え合い、そして自分の中に足りなかった何かと向き合っていく姿は、人間ドラマとしても見応えがある。

エキサイトニュースでは、バディとなって事件を追い、本作を支えた吉岡里帆と高杉真宙にインタビューを実施。どのような気持ちで今作と向き合い、どんな作品作りをしたのかを話してもらった。
取材・文/瀧本幸恵 撮影/山口真由子
初共演で印象が変わった


――二人は今回初共演でしたが、お互いに現場に入る前はどんな印象を持っていたんですか?
吉岡里帆(以下、吉岡):私はまず台本を読みながら、盲導犬役のパルと、高杉さん演じる春馬の2つのバディを演じなくちゃいけないな、と思っていて。もちろんパルと高杉さんは犬と人間なので全然違う存在ではあるんですけど(笑)。心の拠り所としてというか、頼り方とか、一緒に戦うときの様とかで差をつけたいな、と。春馬の前では強がって、パルには少し不安なところも見せるとか、そういうことを意識していました。高杉さん自身に対しては、繊細で美しい青年っていうイメージを持っていて。実は、年齢をお聞きするまで高校生くらいだと思ってたんですよ(笑)。いい意味で少年っぽさがまだまだ残ってるじゃないですか。
――確かに(笑)。
吉岡:衣装で制服を着られていたんですけど、初めはそれを着て現場に来たんだと思っていて。学校に通いながら偉いな、私は高校生のときこんな風にできなかったな、と思って接していたくらいで。だから実際の年齢を聞いてびっくりしました。この年齢で自然と高校生に見えるって、それは表現の賜物だと思うんです。表現の幅がすごく広い方なんだな、と思いましたね。
高杉真宙(以下、高杉):ありがとうございます(笑)。僕はお会いする前はもっとほわほわした方なのかなって。話しやすく感じる部分もあったんですけど、それ以上に役に対してのストイックさっていうのが現場では目に入ってきて。なつめという役をどこまでも突き詰めていく姿はすごくカッコよかったですね。そこはある種、なつめの持つ正義感ともつながるな、って感じました。
――現場に入ってから改めて感じたことってありましたか?
吉岡:高杉さんは、ホントに真面目な方で。現場で次のシーンの演技についていろいろ相談することも多かったんですけど、それを嫌な顔一つせずに聞いてくださって。話し合いもしていただけて、私はすごく頼りになるな、って思っていましたし、共演できて良かったな、って、作品が完成した今なお思っています。
高杉:吉岡さんは大変な撮影の中でも、スタッフさんや僕にも気遣いをしてくださって。一番大変な立場のはずなのにそうしてくださるから、僕ももっと春馬としてできることはないのか? って考えるようになったり。座長として、頑張ってついていきたいって思わせてくれる佇まいで、カッコイイなって思いながら見ていました。
吉岡:ありがたいお言葉です(笑)。


――先ほど、吉岡さんは「現場でいろいろ相談することも多かった」とおっしゃっていましたが、具体的にはどんな話をされていたんですか?
高杉:「ここをこういう風にしようと思ってるけどやりにくくない?」とか。
吉岡:私が、目が見えないっていう動きをやる上で、タイミングがずれたり、テンポ感が変わったりしてしまうので。普通に会話をしたいけど、こっちが動いてると邪魔じゃないかな、とか。こういう表現は入れるべきか、入れざるべきか、といった相談をさせてもらいました。あとはアクションや移動のシーンで、例えば、ケガをした春馬を運ぶシーンでは、女性の力で青年をどのくらい運べるんだろうとか。そういうことを要所要所で相談していました。
高杉:僕はあそこまでの話し合いを自分からできるタイプではないので、聞いてくださるのはありがたかったです。
目が見えないというお芝居の難しさ

――吉岡さんが演じられたなつめは、事故に遭って視力を失ってしまい、その状態から事件と向き合っていくという役どころでしたが、やはりこれまで演じられてきた役とはアプローチは違いましたか?
吉岡:これまでも癖のある役を演じることは多かったんですけど、それとは違う癖というか。身体的なハンディキャップを抱えていて、心も閉ざしているっていうところから物語がスタートするので、そういう内に籠った主人公を演じることに、正直、不安はあって。やはりエンターテインメントなので、お客さんの気持ちを冒頭からつかんで、一緒に走ってもらえるようにしないといけないじゃないですか。
だけど、派手なことはできないので、鬱屈した気持ちを持ちながら、戦っていく芯の強さみたいなものを出していくことにより慎重になりました。浮き足立つことなく、冷静に、一つひとつ大事に演じていかなきゃいかないなっていうのは、現場に入る前から感じていましたね。私、もともとはよく笑う方なんですけど、なつめはホントに笑わないんです。ただ人間関係の中でできる絆から、嬉しいなって感じる瞬間はあるので、そういう細やかな表現は気を付けて演じるようにしていました。
――目が見えない、という表現はどうでしたか?
吉岡:難しかったです。ただ今回は事前に準備期間があったので、ありがたかったですね。盲導犬と生活をされている方を含む3名の視覚障害を持つ方としっかりお話する時間をいただいて。朝起きてから寝るまでどんな生活をされているのか、どういうときに大変で、どういう楽しみがあるのか、とか、皆さんホントに細かく、協力的に話してくださったので、すごく助けられました。
あとは事前にカメラテストもさせていただいたのですが、それも大きかったと思います。演じる上で、特に目の動きが難しかったのですが、森淳一監督をはじめとするスタッフさんたちに実際に撮っていただいたことで見えてきたこともあって。いろんな意見を聞きながら今の形になりました。


――高杉さんは春馬というキャラクターをどのように演じようと思っていましたか?
高杉:春馬に関してはわかりやすくスタートとゴールがあって、その中で変わっていくフラグも明確にあるから、その回収をわかりやすく見せていけたらと思って演じていました。あとは気持ちの面で、刑事たちの思いの引継ぎみたいなものができたらと思っていて、そういう意味で希望になれればいいな、と思っていました。
――森淳一監督とは事前にわりとお話をしっかりされたとか。
高杉:クランクインの最初のテストにかなり時間を使っていただきました。監督はそこで春馬くんを僕と一緒に作っていきたいと思ってくれていたみたいで。これまでテストって、3、4回やってみて、すぐにカット割りに入って、本番っていうのが多かったのですが、今作のようにかなりの時間を割いて、細かい動きの確認だったり、こういうときはどうする?と相談したりするのはなかない経験でした。そこで春馬くんに必要な土台について相談させていただきましたね。ただ緊張もしましたけど(苦笑)。
――想像しながら演じることを大切にしていた、と、コメントを出されていましたが、具体的にはどういうことだったのでしょうか?
高杉:観てる方がドキドキするのって、ドキドキしてる人を観るからなのかな、って。気持ちが伝染するというか。なので、演じる僕の中に嘘みたいなものがあったら、そこでお客さんも冷めてしまうんじゃないかと思ったんです。だから僕自身の感情が動いていることを大事に見せていきたいなって思っていました。ただ今回の現場はすごく集中させてくれる環境にあったので、そこまでそのことに気を遣う必要もなくやることができて。その環境のおかげでできたお芝居もありましたね。


――演じていて、なつめ、春馬にそれぞれ共感できるところはありましたか?
吉岡:諦めない心というか。絶対に逃げちゃいけない瞬間があって、そのときの人間の底力みたいなものには共感できるなと思いました。追い込まれるほど、とにかく自分の中にあるものを振り絞って出していく。なつめも何とかかき集めて頑張ったんだろうな、って思いましたね。
高杉:周りへの興味のなさだったり、いろんなことを諦めてしまうところだったりは、わかるなって思いました。僕自身、今はそんなことないし、高校生の頃にやりたいことがあったから、春馬のようにはならなかったんだろうな、とは思うんですけど、高校生ぐらいだとありがちなんじゃないかって。迷ったまま大人になるってすごく怖いことだと思うから、迷わずに仕事に就けた自分は良かったなとは思います。
春馬はいろんな人の力を借りながら作った

――アクションシーンは今作の見どころの一つだと思うのですが、想像しただけで大変そうだな、と。
吉岡:大変でしたね(苦笑)。
高杉:そうですね(苦笑)。
吉岡:洋館のシーンは昼夜逆転で撮影に挑んでいたんですけど、全体的に疲労感が。
高杉:その疲労感が(映像に出て)ちょうど良かったかも(笑)。
吉岡:大変過ぎてリアルに呼吸が浅いみたいな(笑)。
高杉:あの場面がこの映画の一番のスリラーにつながるところなので、撮影中はこの緊張感をちゃんと伝えなきゃ、って思ってました。でも出来上がったものを観たらすごくカッコよくなっていたので良かったです。

――完成した作品を観て、一番どこにドキドキしましたか?
高杉:最初の爆発のシーン。「えっ? これホントに爆発させるやつだったんだ」って(笑)。
吉岡:爆破班の人がすごくいい顔をされてましたよ。終わったあとに「よくない?」って(笑)。
高杉:監督がニヤニヤしているのが、思い浮かびました(笑)。
吉岡:監督もめっちゃ嬉しそうだった(笑)。私がドキドキしたのは、パルがピンチに陥るシーンかな。どうすることもできなくて切なくなりました。


――今回の共演を経て、お互いに刺激を受けたことはありましたか?
高杉:さっきも少し言いましたが、周りへの気遣いは素晴らしいなって思いました。ただ僕がそれを真似できるかって言ったらわからないですけど(苦笑)。あとはやっぱり目が見えないっていうお芝居。目を使った表情やお芝居というのは存在するので、それを制限されてもなお、役として生きて、表情が見えるっていうのはすごいなって。矛盾と複雑さがありますよね。僕は今回の取材を通して、改めて吉岡さんからそのお話を聞いて知ることもあったから、もう一回、そのアプローチを知った上で映画を見直したいなと思いました。
吉岡:私はいい意味で俳優さんとしてブレがないのがすごいなって。アクションシーンとかだったら、同じことを何度かすると鮮度が失われるはずなんだけど、その鮮度が常にキープできていたり。ホントに普段から鍛錬をされているんだなって思いました。あとは、これはご自身にもお伝えしたんですけど、すっごくいい声ですよね(笑)。
――高杉さんは声のお仕事もされていますものね。
吉岡:今回、私は目が見えないお芝居をするってことで、耳に注意して現場にいることが多かったので、一緒に過ごすのに心地いいバディだなと。あと、私がいなかったシーンなんですけど、高杉さんが車に襲撃されるシーンはすごかったですよね。ホント大変だったろうな、ケガがなくて良かったな、って思いつつ、すごくスリリングで個人的に好きなシーンでした。
――確かに、あのシーンの撮影も大変そうですよね。
高杉:実際の撮影もすごかったですね。車に襲われるところは、ホントに襲われるんじゃないかって思うくらい鬼気迫るものがあって。でもドライバーさんがビシッとカッコよくキメてくれるので、そこは安心していろんなことができました。そういう風にいろんな方々の力を借りて春馬くんっていう人物を作り上げてもらったんだなっていうのを感じていますね。
濃いアニメの話で和気あいあい

――そんな過酷な撮影の中で、ホッとするようなエピソードがあったら教えてもらえますか?
高杉:僕はアニメの話をしたとき、意外にも皆さんがアニメ好きだったのが嬉しくて(笑)。
吉岡:しましたね~。懐かしい(笑)
高杉:皆さん、結構濃いのも観てらっしゃることがわかって。共通の話ができる!って(笑)。森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』、『四畳半神話大系』とかの話をしました。
吉岡:ほっこりしましたね。

――少し現場とは離れたお話もお聞きしたいのですが、タイトルが“目撃者”ということで、未来の出来事で、お二人が目撃したいものってありますか?
高杉:僕は40歳の自分を見てみたいです。早く40になりたいんですよ。
吉岡:なんでまた?(笑)
高杉:二十歳を過ぎたぐらいからずっと思っているんですけど、周りの40代の皆さんが渋くてカッコイイ人ばかりなんです。だから自分が40になって、あんな風になれているのか不安で(苦笑)。先に見ておいて、なれてなかったら、もうちょっといろんな経験を積み重ねるようにしようかと。
――そのために何かやっていることってあるんですか?
高杉:それがホントにびっくりするくらい何もやってなかったんですけど(笑)。外見的には筋トレを始めてみたり、髭が濃くなるように剃ってみたりもして。でもそういうことじゃないんですよね。経験なんですよね。だから10代の頃よりは、少しは外に出るようにはなりました。いろんな人の話を聞いたりして、理想の40歳に近づきたいですね。
吉岡:私はすごく直近の未来になってしまうんですけど、やっぱり東京オリンピックですね。お仕事で自分と同世代くらいの選手の方に取材することが多いんですけど、皆さんが金メダルを獲っている姿を見たいです。
――注目の競技はありますか?
吉岡:フェンシングチームの皆さんがホントに仲が良くて。お話を聞いていて素敵だなって思ったので、個人戦はもちろんなんですけど、団体戦で金メダルを獲って、大喜びしている姿を見たいです。
――ちなみに、お二人はスポーツは?
吉岡:小学生のときにちょっとテニスをやっていたんですけど、完全に文科系なんで観る派です。
高杉:僕も観る派ですね。バレーボールとか、観るのは好きなので、皆さんの勇姿を期待しています。

――では最後に、これから今作を観るお客さんに一言お願いします。
高杉:日本映画だとあまり多くない、こういうスリラー系の作品に出られたことは自分としてすごく嬉しかったですし、それを現場の皆さんが職人のように1シーン、1シーンに時間をかけて丁寧に撮っていったので、観ていただける方には存分にドキドキハラハラを味わってほしいと思います。たぶん、予想を超える作品になっているかと。僕自身、出演しているのにびっくりするシーンもたくさんあったし、この世界に自己投影をして観てもらえたらいいなって思います。
吉岡:R15+ということで危険な描写などもしっかりと描いているので、スリラーやミステリーのファンの方にも楽しんでいただけると思っています。でも実は、ドキドキハラハラするエンタメ作品の中に、一筋の真っすぐで純粋な光がずっと灯っていて。ラストシーン、その光がパーッと輝く瞬間も観ていただきたいです。ぜひ手に汗を握りながら劇場で観ていただけたらと思います。
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作品情報

映画『見えない目撃者』
全国ロードショー中
出演:吉岡里帆 高杉真宙
大倉孝二 浅香航大 酒向 芳 松大航也
國村 隼
渡辺大知 柳俊太郎(※) / 松田美由紀
※柳俊太郎の「柳」は「木夕卩」
田口トモロヲ
監督:森淳一
脚本:藤井清美、森淳一
Based on the movie ‘BLIND’ produced by MoonWatcher
(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.
公式サイト:http://www.mienaimokugekisha.jp
ストーリー
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ(吉岡里帆)。そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年経った今も失意の中にいた。
そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇する。その事故現場で車中から聞こえた、助けを求める少女の声から誘拐事件の可能性があると訴えるなつめ。感じ取った目撃情報を警察に提示するも、警察は目の見えないなつめを“目撃者”足り得ないと考え、捜査を打ち切ってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車と接触し、犯人を見ていながら少女の存在に気付かなかった“もう一人の目撃者”・国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。
やがて、彼らの必死の捜査により女子高生失踪が関連づけられてゆくのだが、猟奇殺人鬼の魔の手は彼らにも迫っていた。
プロフィール
吉岡里帆(ヨシオカリホ)
1993年1月15日生まれ、京都府出身。2016年、『連続テレビ小説 あさが来た』(NHK)への出演で注目を集め、ドラマ『ゆとりですがなにか』(2016年/日本テレビ)『カルテット』(2017年/TBS)などで個性的な役を演じたことも話題に。2018年『きみが心に棲みついた』(TBS)にてドラマ初主演を果たす。2019年は『パラレルワールド・ラブストーリー』『ホットギミック ガールミーツボーイ』と今作を含め3本の映画に出演。10月期のドラマ『時効警察はじめました』(テレビ朝日)への出演も決定している。
高杉真宙(タカスギマヒロ)
1996年7月4日生まれ、福岡県出身。2009年、舞台『エブリ リトル シング'09』で俳優デビュー。映画、ドラマ、舞台、声優など幅広く活動し、2013年には仮面ライダーシリーズ『仮面ライダー鎧武/ガイム』にも出演。2019年は『十二人の死にたい子どもたち』『笑顔の向こうに』『映画 賭ケグルイ』『超・少年探偵団NEO -Beginning-』(10月25日公開予定)と本作を含む5本の映画が公開。ドラマも『賭ケグルイ season 2』(TBS)『サギデカ』(NHK)『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日)と出演作が続く。2020年には映画『糸』『前田建設ファンタジー営業部』が公開予定。