
伊藤健太郎×玉城ティナのタッグで、累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを実写化した、映画『惡の華』が、9月27日(金)より全国公開される。
ボードレールの著書『惡の華』を愛読することで、自分は周りとは違う特別な人間だと思い込む、主人公の中学生・春日高男を、今、勢いに乗る若手俳優の筆頭に名前が上がる伊藤健太郎が、思いっきり無様に演じる。そんな春日を「黙れクソムシ!」を始め、過激な言葉でののしり、徐々にその心を支配していくヒロイン・仲村佐和を、玉城ティナが振り切った演技で魅せる。


エキサイトニュースでは、衝撃の青春物語を見事に体現した伊藤健太郎、玉城ティナにインタビュー。共演経験のある2人だからこそできた衝撃のあのシーンの裏側や、それぞれの青春時代の思い出、今、思春期の真っただ中の人たちへのメッセージなど、たくさんの質問に応えてくれた。
取材・文/瀧本幸恵 撮影/稲澤朝博
メイク/山田今日子[伊藤健太郎]、今井貴子[玉城ティナ]
スタイリスト/山口ゆうすけ[伊藤健太郎]、松居瑠里[玉城ティナ]
僕がイメージする“玉城ティナが演じる仲村”が出来上がっていた

――お二人はこれまでに何度か共演経験がありますが、今回、相手役がお互いだと知ったときはどう思いましたか?
伊藤健太郎(以下、伊藤):一回、連絡したよね。「一緒だね!」って。
玉城ティナ(以下、玉城):うん。「仲村だよ!」みたいな。
伊藤:「ブルマ穿かせるぜ~」「ブルマ穿かされるんでしょう」みたいなやり取りもあって(笑)。
玉城:とりあえず一回挟んだよね(笑)。
――ある意味、見せ場のシーンですものね(笑)。お互い、こんな感じで役を作ってくるだろうな、みたいな予想はしましたか?
伊藤:僕は絶対的な確信があって。100%、仲村が出来上がって(現場に玉城が)来るだろうなって。そしたら、本読みの段階で、もう仲村でした(笑)。作り込んできたな、さすがだな、って思いました。僕がイメージする“玉城ティナが演じる仲村”が出来上がっていました。
玉城:私は仲村を作り上げることに必死で、事前に相手のことまで考えられる余裕がなくて。やっぱりお芝居は“対話”だと思うので、自分がちゃんと作れていないと、春日もブレてしまうと思うから。なので、セリフの言い方までは決めてはいなかったですけど、仲村のベースはちゃんと決めてから本読みに行きました。ただそこで春日の雰囲気を見たときは、「わかる~」って感じでした(笑)。今回、中学生の年齢でもない私たちが、中学生を演じるんですけど、そのときに伊藤さんで実写化することに納得できました。


――春日も仲村も個性的なキャラクターでしたが、役作りはどのようにしていきましたか?
玉城:私は押見先生の原作がひとつの大きな答えだな、と思ったので、とにかく何度も読み返しました。仲村のセリフや表情で真似できるのは漫画しかない、って思ったので、気になるコマとかを写真に撮って、見返したりもしてました。ただ、仲村をこういう風にやろう、って決めてからは、そんなにブレることはなかったですね。だから撮影中はわりとスムーズでした。
伊藤:僕はまず、春日がどうこうというより、中学生の男の子、思春期、反抗期の頃の男の子って何を考えているのかな? っていうところから始めました。14、5歳の頃の自分と向き合う作業をして、そこから春日に寄せていったというか。「こういうこときはこうだったから、ここは春日と似ているのかな」とか。まるっきり僕と春日が重なるわけではないんですけど、春日が持っている部分と、自分が持っている部分との共通点を探して。その入口が見つかってからは、(春日のキャラクターに)辿り着くのは早かったです。見つけるのは難しかったですけどね。
――玉城さんはもともと原作のファンだったそうですが、そのせいか、目をむくシーンとかも漫画とそっくりで。
玉城:単行本が出た時点から読んでいたので、その役が来たってことでプレッシャーもあったんですけど、まず目が大きいというのは、私の特性でもあるので(笑)、そこは最大限に活かそうと思いました。漫画を前提として、実際に生きている役者がお芝居をしてどういう風に映るのか、っていうのは考えましたね。あとは、今回はほとんどモニターで見返したりしなかったかも。結構ひどい顔をしてるので(苦笑)。もうかわいく映ろうとかは1ミクロンも思わずにやってました。
――伊藤さんは原作を参考にすることはありましたか?
伊藤:僕も原作は読みましたが、あまり意識はしないようにしました。仲村だとこういうキャラクターなのでいいと思うんですけど、春日はまたその感覚とは違うので、漫画に寄せ過ぎる必要はないんじゃないかな、と。逆に実写化する上では、同じじゃない方が面白いんじゃないか、って思って。ただ、台本の行と行の間というか、漫画でのコマとコマとの間というか、そこは大事にしました。それが実写化する上で一番面白いところだし、実写でしかできない部分でもあるので。
伊藤健太郎の青春時代は「人気者でしょう? どうせ(笑)」


――先ほど、伊藤さんは役作りのために自分の青春時代を思い出した、とお話していましたけど、実際にどんな感じだったんでしょう。
玉城:人気者でしょう? どうせ(笑)
伊藤:どうせ、って(笑)。決まった仲間とずっと一緒にいましたね。確かに、春日とは違うタイプでしたけど、でも春日が大人とか、社会みたいなものに反発したくなる気持ちはわかります。僕も反抗している時期はあったので。わかったようなことを言われるのがキツかったんですよね。例えば、大人が「俺らも思春期の頃はそうだった」とかって言ったりするのを、「そんなの、あとになってみないとわからないだろう」みたいな(苦笑)。ホント、当時はわかってなかったので。今思うと、「すみませんでした!」って、感じなんですけどね。
あとは多感な時期じゃないですか。春日はボードレールだったり、仲村と出会って、その影響から変わっていきましたが、自分は何だったかな? って考えたとき、地元の先輩とかかな、と。カッコいい車に乗っている地元の先輩に憧れて、その影響を僕は受けていたので、そこはつながるな、とかは思っていました。
――伊藤さんは当時から芸能活動もされていたと思うのですが、そこで感じることはありましたか?
伊藤:春日が山に囲まれた町にいて抱えていた葛藤みたいなものは、当時の僕に置き換えると、知らない大人に囲まれて、大人じゃないのに大人にならざるをえなかった感覚にも似ているのかな、って。「そうじゃない」って言いたいけど、「言うのも違うしな」とか。最初の頃は特に仕事を好きでやっている感じでもなかったから、それこそ、仕事で友達と遊びに行けないことだったりとか。わかりやすく言うと、そういうことでモヤモヤを抱えていました。


――玉城さんはどんな青春時代でしたか?
玉城:私は沖縄出身なんですけど、まだ沖縄にいた頃は、田舎の子、っていう感じでした。14歳で雑誌の専属モデルになって、15歳で東京に出てきたんですけど、そのときは環境の変化に戸惑うというよりは、これからへの期待値が大きかったですね。ただ、今考えると、すごく子供だったな、っていう言動もたくさんあるので、今とはまた全然違いますね。
――反抗心みたいなものはありましたか?
玉城:沖縄にいたときは全然なかったですけど、東京に来てからはあったかな。思っていた以上に世界が広くて、自分が接する世界に対して、自分が持ってる以上のものを見せて強くならなきゃ、って思っていたので。これが自分の職業になるのかも、っていう意識も少しずつ芽生えてきた頃でもあったので、とにかく皮を2、3枚かぶってました。
ブルマを穿かせるシーンは共同作業



――今回、最初に話されていたブルマを穿かせるシーンを始め、過激なシーンやセリフも多かったですよね。
伊藤:なかなかなシーンが多いですよね(苦笑)。だからこの相手が初対面の人だったら結構、難しかったんじゃないかな、って思うんです。壁もあるだろうし、どこか遠慮しちゃう部分も生まれてきたと思うんですけど、(玉城とは)もう3回目だから。わりともう知っている人なので(笑)、そこは良かったと思います。それこそ、ブルマを穿かされるシーンも、どうしよう!? みたいな感じはなかった。
玉城:なかった。もう共同作業みたいな(笑)。
伊藤:「せーの!」みたいにね(笑)。演じている春日、仲村としてはそれぞれの気持ちはあるんですけど、僕らとしては、その気持ちを持ちつつ、やっぱり芝居なので合わせないといけない部分もあるんですよ。そもそも女性が男性に穿かせるのには力もいるし。
玉城:現実的なことを言っちゃうとね。
伊藤:けど、その呼吸は完璧に合っていたんじゃないかな(笑)。
玉城:合ってたよね(笑)。


――(笑)。教室をめちゃくちゃにするシーンとかも、なかなか大変だったんじゃないですか。
玉城:クランクインして2日目とか? わりとすぐに撮影をして。やっぱりこのシーンは重要なところなので、それを最初の方に撮り終えてしまえたことにはホッとしました。クリアした、みたいな。物語の流れとしても春日と仲村の信頼関係が築かれるところなので、そこでベースができたのもよかったですね。(伊藤に向かって)これって何日に分けて撮ったんだっけ?
伊藤:4日間くらい? 2人が言い争ったりするシーン、ペンキをぐちゃぐちゃにするシーン、寝転がるシーンみたいに、分けながら撮っていって。結構時間はかかりました。でも、こんなにも物を破壊できることってないじゃないですか(笑)。だから楽しかったですけどね。しかもペンキで描いたりするから、何度も繰り返し撮ったりはできないし。
――じゃあ、一発撮りとか?
玉城:アングルを変えて撮るので、何回かはやりますけど。ただ描いちゃうので、シーンを戻ったりはできないので。
伊藤:描いちゃうとね。けど、その状況だともう何が起こっても正解だったというか。僕、素でコケたりもしているんですけど、それも正解だし。
玉城:わかる。超コケた(笑)。
伊藤:すごいハイだったよね(笑)。
玉城:ハイタッチしてました(笑)。

――伊藤さんはクランクアップの際、涙を流されたそうですね。
伊藤:やっぱりしんどかったんで(照笑)。けど、終わって悲しい、っていうよりは、「あ~、乗り越えた」みたいな感覚が大きかったですね。最初の頃はホントにキツくて、早く終わらないかな、って思っていたんですけど、段々と楽しくなっていって。チームも素敵な人たちばかりだったし。あと、『惡の華』パーカーを作ってもらったんですが、皆さんが寄せ書きしてくれたんですよ。それがヤバかった(笑)。
生きづらい青春を送る人たちへ「生きやすくする必要もないんじゃないかな」

――お二人はお互いを見ていて、相手が“S”と“M”のどっちだと思いますか?
伊藤:(玉城は)M。
玉城:確かにSではない(笑)。
伊藤:一見、強そうに見えるというか、「私は玉城ティナだから~」みたいに捉えられがちだと思うんですけど、意外と女の子というか。意外って言うのも失礼だけど(笑)。
玉城:大丈夫(笑)。
伊藤:相手のことをすごくよく考えてくれるし、尽くすっていう言い方が合っているのかわからないですけど、そういう感じがあるので、どちらかと言うとMなのかな、って。
玉城:けど、(伊藤も)Sではなくない? すごく器用な方なので、現場によって対応能力があるので。
伊藤:とは言っても、Mでもないですけどね(笑)。


――この映画は今、実際に中高生とかで、春日や仲村のように生きにくいと感じている人たちも観ると思うのですが、その人たちにアドバイスするなら、どんな言葉をかけますか?
伊藤:生きやすくする必要もないんじゃないかな、って思うというか。
玉城:私もそう思った。
伊藤:今思うと、当時の気持ちがあって、今があると思うし、そのときの気持ちがなくなってしまったら、その先がもっとしんどくなるような気がするんですよ。今、何かに反抗したいなら、反抗すればいいと思うし。あとになって「すみませんでした!」って思ったりもするけど、その人への感謝にもつながるし。無理に変える必要はなくて、思ったことをやってみればいいんじゃないかな、って思います。
玉城:自分で自分を認めてあげることができたら、それで十分だと思います。確かに、誰かに認めてほしい、っていう気持ちもわかるんですけど、それよりも自分で自分を認めて、育ててあげる方が大事なんじゃないかな。あと、10代前半の頃の感覚って、そのときにしか味わえないもので。私は今、21歳ですけど、なくなっていることを日々、実感するんですよね。だからそのときの気持ちを書き留めておいたりするのも面白いかも。私自身もそうでしたけど、やっぱり近道というものはないと思うので。

――お二人には春日にとってのボードレールの『惡の華』のような、自分の人生に影響を与えたような作品はありますか?
玉城:私は映画を観るのも、本を読むのも好きなので、そういうのがたくさんあるんですけど……。映画で言うと、ラース・フォン・トリアー監督の作品がすごく好きなので、『ドッグヴィル』は年に何回か観返す作品ですね。最初に観たのは17、8歳の頃だったんですけど、絶対に現実ではない、創作物ならではの良さがあって。舞台となるところに線で何があるかを書いて、そこに人がいるだけの作り方なんですけど、それだけの世界観で言いきることができるのってすごいな、って。主人公の女性(ニコール・キッドマン)の人生には、ものすごく考えさせられるものがありました。
伊藤:僕もいろいろあるんですけど、木村拓哉さんがめちゃくちゃ好きなので、思春期の頃に影響を受けたというのであれば、(ドラマ)『プライド』(フジテレビ)ですね。木村さんを好きになったのは幼稚園の頃で、それからずっと作品は観ているんですけど、『プライド』は特に好きで、めちゃめちゃ真似もしていました。この間もイッキ見しました。けど、極論を言ってしまうと、これまで自分が観てきたもの、読んできたもの、聴いてきたものはすべてがちょっとずつ今の自分を構成しているから。それこそ『アルマゲドン』(1998年公開)を観て、宇宙飛行士になりたい、って思ったり。そんな風にちょっとずついろんなものから影響を受けていますよね。

――最後に完成作を観ての感想をお願いします。
玉城:原作の漫画やアニメとかのこれまでの『惡の華』とはまた違った、映画版ならではの『惡の華』というものができてホントに嬉しいし、それに携われて良かったです。皆さんに観ていただいて、どんな反応が得られるかが楽しみです。私がもし、思春期にこの映画と出会っていたら、少し違ったものがあったのかな? って思う反面、今だからこそ、供養のような気持ちというか。あの頃のモヤモヤがこの作品に利用できたのは、良かったなと思いました。
伊藤:いい映画になっていて良かったです。正直、撮っている最中はどんな風になるかわからなくて、(完成作を)観に行くのが少し怖かったくらいだったんです。撮影中はその日に撮る、目の前にあるシーンのことしか目に入らなくて、それが全部つながって、どういう風になるのかが全く想像がついていなかったので。だから素敵な映画になっていて、今は満足しています。
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— エキサイトニュース (@ExciteJapan) September 26, 2019
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(エキサイトニュース編集部)
作品情報

映画『惡の華』
9月27日(金)全国ロードショー
出演:伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨/飯豊まりえ
北川美穂、佐久本宝、田中偉登、松本若菜、黒沢あすか
高橋和也、佐々木すみ江、坂井真紀、鶴見辰吾
原作:押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
監督:井口昇
脚本:岡田麿里
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会
公式サイト:http://akunohana-movie.jp/
ストーリー
山々に囲まれた閉塞感に満ちた地方都市。中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は、ボードレールの詩集『惡の華』を心の拠り所に、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメイト・佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着を掴み、その場から逃走。だが、その一部始終を目撃したクラスの問題児・仲村佐和(玉城ティナ)は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の主従関係が始まった。仲村に支配された春日は、仲村からの変態的な要求に翻弄されるうち己の内に秘めた一面と向き合うことになり……。
プロフィール
伊藤健太郎(イトウケンタロウ)
1997年6月30日生まれ、東京都出身。2012年よりモデルの活動を始め、2014年、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ)にて俳優デビュー。以降、数々のドラマ、映画、舞台に出演。2017年、『デメキン』で映画初主演。2018年は社会現象ともなったドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ)に出演し、さらに知名度を上げ、第42回日本アカデミー賞 新人俳優賞・話題賞 俳優部門(『コーヒーが冷めないうちに』)を受賞。
玉城ティナ(タマシロティナ)
1997年10月8日生まれ、沖縄県出身。講談社主催の「ミスiD2013」で初代グランプリに輝き、14歳で講談社「ViVi」の最年少専属モデルとなる。2014年、ドラマ『ダークシステム恋の王座決定戦』(TBS)のヒロインで俳優デビュー。2015年、『天の茶助』にて映画デビュー。以降、モデル活動を継続しながら、数々のドラマ、映画に出演。2019年は、『チワワちゃん』『Diner ダイナー』『地獄少女』(11月15日公開予定)と、本作を含む4本の出演作が公開。2020年には映画『AI崩壊』(1月31日)が公開予定。