柚月裕実の「Weekly“J”」#9<12月27日〜1月2日>
アイドルファン歴25年超のアイドルウォッチャーの筆者が一週間の出来事からトピックを紹介しようというこのコーナー。12月27日からの一週間を振り返ります。【関連記事】後輩・嵐を翻弄する先輩・V6 牧場経営の夢を語る岡田准一ら“勤続25年の男たち”の手ごわさ
「一富士、二鷹、三みやけ」――会員ブログでこう綴ったように、1月1日あさ5時から放送の『なりゆき街道旅 新春SP』(フジテレビ系)に出演したV6の三宅健。
今回は三宅と、ハライチ澤部、ロッチのコカドの3人旅、箱根を訪れた。澤部は「三宅さん、来てくれたんですね! 嬉しいです、新年一発目!」と歓迎ムード。続けて、「知ってますか、この番組?」と聞かれると、「毎日観てます! 毎日観てます!」。
さらに「バラエティ自体が初解禁なんで!」。最初から飛ばしまくる三宅。澤部からは“若い梅沢富美男”と言われていた。道中で、数々のやんちゃっぷりを発揮しつつも、目を引いたのが三宅の所作。繊細で丁寧な一面が見えてきた。
比較的、密を避けられる旅番組だが、三宅の装備はより手厚かった。コートのポケットには消毒スプレーらしき小さなスプレーボトル。
マスクで三宅の美肌と小顔が覆われてしまったのは残念だが、長めの前髪を左斜めに流したサラサラの髪、衣装もひざ丈のグレーのコートに、薄いミルクティーのようなクリーム色のニット。ラフだけど清潔感があるキレイめカジュアル。コートの中には、斜め掛けしたブラウンのポシェットがちらり。これがもう……かわいいのなんの。
で、さりげなく出したお財布は、白ステッチがアイコンのMaison Margielaのミニ財布。さらに途中で、着物に着替えしたのだが。キリっとした紺色の生地で、首元からデコルテのVラインがこれまたキレイ。「若者はもっと着物着た方がいいよ」この説得力よ。洋服も和装もキレイに着こなしていた。
昼食は川床で豪快に。こたつに入って熱燗、そして牛鍋を堪能した。
神社参拝でも、鳥居を潜る前と後には、必ず一礼をした三宅。神社では書かれた作法のとおり「みなさんの幸せを願いました」と三宅。これにはコカドと澤部が感心していた。スマートな所作があちこちで見られた。ちなみに、神社でおみくじを引いたのだが、結果は大吉。三宅は、恋愛、縁談の箇所を読み上げていた。やはりそこが気になるのか……。
道行く人に声をかけた三宅。3人組のご婦人の一人に、「加賀まりこさんですか?」。「俺を待ってたんだよね、ごめんね待たせちゃって」「まさかこんなところでギャル3人に会えるなんて」。声の掛け方……! さすがはジャニーズ。
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V6のこと、先輩・中居正広との思い出、後輩・SixTONESジェシーとの餃子
昨年、初めてV6のグループLINEを作ったという。人数が6人と表示されるのを利用してグループ名は「V」。「V(6)」と表示されるようにしたという。そしてジャニーさんとの思い出も。合宿所で唯一お金の管理を任されていたこと、合宿所の下にあるデニーズの常連だったこと、そして履歴書を送り、ジャニーさんからSMAPのコンサートに誘われたことなどを明かした。
思い出の味が叙々苑と言いつつも、「中学生の頃から食べてたよ、おかしな話だよね」と、それが普通ではない感覚も持ち合わせる。三宅がお金の管理を任されていたのもなんだか納得だ。
この他にも・SixTONESのジェシーと餃子を食べに行ったら、偶然にもコカドと遭遇したエピソードも。コカドは店について「意外と庶民派なんです」と、ごく普通の餃子店だったと明かした。
ジャニーズのお年玉の思い出を聞かれると、NHK紅白歌合戦でSMAPと一緒に出演したエピソードを。
三宅は「一人だけアタリっていうかハズレっていうかが、あると。要するに札束の枚数は同じなんだけど、金額が違うんですよ。僕はそのアタリっていうかハズレっていうかを引いちゃったのよ。金額は、要するに他のみんなに比べたら少額ですよ、それいまだにとってあるんもん。嬉しくて」。
メンバー、先輩・後輩とのエピソードを、さらっと語った三宅。そこには三宅の溢れんばかりの“好き”が感じられた。たまにバラエティ番組に出ては爪痕を残す“奇跡のおじさん”。冒頭で、旅番組に出たかったと言っていたが、旅の中でクスっと笑えるいたずらを挟んだり、食事を美味しそうに食べたり、トークもエピソード満載で、意外にも? 三宅にぴったりハマっていた。
2月からは舞台『藪原検校』に出演。
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柚月裕実
Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。
@hiromin2013