
阿部サダヲ『俺の家の話』第6話にゲスト出演 長瀬×宮藤と16年ぶり再タッグ
TBS 金曜ドラマ『俺の家の話』の第5話が今夜10時から放送される。そして2月26日放送の第6話のスペシャルゲストとして宮藤官九郎作品の“常連”である阿部サダヲが出演していることが発表になった。【関連記事】『俺の家の話』4話 『あまちゃん』手がけた宮藤官九郎のテンポいい朝ドラ的様式が痛快
阿部が演じるのは、カラオケビデオ出身の俳優4人で結成し、各地のスーパー銭湯をまわるムード歌謡グループ「潤沢」のメンバー・たかっし。
阿部は宮藤が脚本を担当した『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)に出演し、同作でも主演を務めた長瀬と共演。以降も『タイガー&ドラゴン』(2005年)、映画『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)で、長瀬×宮藤×阿部の強力タッグを組んできた。この3人が再びひとつの作品でコラボするのは実に16年ぶりとなる。
今回阿部はムード歌謡グループのメインボーカルとして歌声も披露。阿部は宮藤もメンバーであるバンドグループ「グループ魂」でボーカルを務め、『第56回NHK紅白歌合戦』に出場している。阿部の歌あり、踊りありの第6話、楽しみにしていよう。
阿部サダヲ コメント
今回長瀬君とご一緒して、こんな俳優っていないなぁって改めて思いました。僕が初めてテレビドラマでレギュラー出演させてもらった時も主役は長瀬君でした。その時からずっとなのですが、この人が役に入ると「やばい、殺される!」って思う瞬間があるんです(笑)。『池袋ウエストゲートパーク』の時も『タイガー&ドラゴン』の時もそう、でも不思議とそれが気持ちいい。なかなかないんです、お芝居しててそんなこと。久しぶりにあの恐怖が味わえてうれしかったです! 僕が喧嘩を売らなきゃいけない役なんですけど、肩をまわしながら迫って来る寿一が怖くて思わず笑顔で返してたら監督に直されて(笑)。
撮影が終わるといつも思います。こんな素敵な俳優っていないなぁと……本当に貴重な存在です!!
西田さんとも久しぶりに共演できてうれしかったです!!
そして能とは違う形で観山家の方たちと舞台に立つことができました!!
ぜひ!! ご覧ください。
■第5話あらすじ(2月19日放送)
寿一(長瀬智也)と腹違いの兄弟であることが発覚した寿限無(桐谷健太)は、これまでの態度とは一変、遅めの反抗期を迎えていた。そして同じ頃、さくら(戸田恵梨香)は、スーパー世阿弥マシンの正体が寿一であることに確信めいたものを感じ、頭からそのことが離れない。
そんな中、寿一は寿三郎(西田敏行)との家族旅行の計画を立てていた。家族全員を参加させたい寿一は、卑屈になっている寿限無を連れ出し、無理矢理プロレスのリングに立たせる。そして、兄弟喧嘩と称し、寿限無のサンドバックになる寿一。だが、2人を追いかけてきたさくらが、寿一にあることを告げて……。
【関連記事】『俺の家の話』1話「息子だからできねえんだよ、ちくしょう」リアルな台詞に共感
【関連記事】『俺の家の話』2話 介護・親子関係に悩みを抱える視聴者の救いに
【関連記事】『俺の家の話』3話 秘すれば花――本音を隠す父と息子が示す能の真髄
※第5話のレビューを更新しましたら、エキレビ!のツイッターにてお知らせします
番組情報
TBS系『俺の家の話』
毎週金曜よる10時〜
出演:長瀬智也
戸田恵梨香
永山絢斗
江口のりこ
井之脇海
道枝駿佑(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)
羽村仁成(ジャニーズJr.)
勝村周一朗
長州力
荒川良々
三宅弘城
平岩紙
秋山竜次
桐谷健太
西田敏行
脚本:宮藤官九郎
音楽:河野伸
チーフプロデューサー:磯山晶
プロデューサー:勝野逸未 佐藤敦司
演出:金子文紀 山室大輔 福田亮介
製作:TBSスパークル TBS
(C)TBS
番組サイト:https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/