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『おかえりモネ』第108回「わたしはここにいます」「私は気象予報士です」百音の強い想い

『おかえりモネ』第22週「嵐の気仙沼」

第108回〈10月13日(水)放送 作:安達奈緒子、演出:桑野智宏〉

『おかえりモネ』第108回「わたしはここにいます」「私は気象予報士です」百音の強い想い
イラスト/AYAMI
※本文にネタバレを含みます

※『おかえりモネ』第109回のレビューを更新しましたら、Twitterでお知らせします


時は2020年1月に。未知(蒔田彩珠)亮(永瀬廉)が漁から帰ったらちゃんと話をすることにした。

【レビュー一覧】『おかえりモネ』のあらすじ・感想(レビュー)を毎話更新(第1回〜第108回掲載中)

亮が漁に出ている頃、気仙沼の天気が悪くなってきた。危険を感じた百音(清原果耶)は漁港組合の滋郎さん(菅原大吉)に助言するがとりあってもらえない……。

“帰ったら話そう”は不安フラグである。また、2020年1月といえば、現実ではコロナの不安がもたげてきた頃。国内で初めてのコロナ患者が確認されたのは1月16日だった。この未曾有の出来事は『モネ』では描かれるのか。いろいろ心配だが、あと十数話しか残ってない。さてどうなる……。

『おかえりモネ』第108回「わたしはここにいます」「私は気象予報士です」百音の強い想い
写真提供/NHK

アヴァンタイトルが深刻

クリスマスの日、菅波(坂口健太郎)からの電話に出ない百音。話すと冷静さを欠いてしまいそうだからとメールで返事をする。

地元で何も役に立てていない。ただ不安を煽るだけであることに自信を失くしかけた百音に、菅波は「自分で選んだんでしょう」とじつにクリアーな回答をする。常に冴えた菅波の頭脳は百音の混沌とした感情を見事に腑分けし、核を取り出す。そのおかげで百音は再び立ち上がる。そこまでがアヴァン。

百音の悩みは、百音の仕事に限ったことではなく、自然に対して人間が無力であることを物語る。前向きに頑張っても、悪天候はふいにやって来る。それは防ぎようがなく、心は削られていくばかり……。でも、やるしかない。

「わたしはここにいます」と強い決意を返す百音。百音の瞳には涙。ツリーなどのクリスマス関連の小道具がそこここに飾ってあるにもかかわらず、まったく「クリスマス」の浮かれ感はない。ホワイトクリスマスで盛り上がっていた登米の森林組合の人たちがなつかしい。

しぶといは褒め言葉

クリスマスもなければお正月もあっさりしたもの。未知は亮と喫茶レストラン「シベリア」で待ち合わせるが「初詣とか行く?」と言われても行かない。行けばいいのに……。

正月早々、東北に不安な低気圧がやって来ていることが気になる百音。東京の野坂(森田智望)に相談するが現時点で出ている気象庁の予報と食い違っているため独自の予報を出すのは憚(はばか)られる。でもできるだけ早く警戒を呼びかけたい。


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おかえりモネ

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NHK「連続テレビ小説」第104作目の作品。宮城県気仙沼市の離島・亀島で育った清原果耶演じるヒロインの永浦百音が、気象予報を通じて幸せな「未来」を届ける希望の物語。2021年5月17日~放送中。

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