柏木由紀、自分らしさを忘れずAKB48を引っ張り続ける“永遠のアイドル”の魅力

柏木由紀、自分らしさを忘れずAKB48を引っ張り続ける“永遠...の画像はこちら >>



AKB48の3期生としてデビューし、2015年に行われた『AKB48 41stシングル 選抜総選挙』では2位を獲得するなど、グループの中心メンバーの1人としてAKB48を支えてきた柏木由紀。2020年に開設されたYouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』が、登録者数56万人を超え、さらにアイドルグループ“SPY”のプロデュースも行うなど、個人としても活動の幅を広げている。

本記事では、そんな彼女の“我が道を進む”アイドルとしての魅力に迫りたい。



2019年に放送された『ベストヒット歌謡祭2019』(日本テレビ系)に出演した際、「私はAKBとアイドルが大好きなので、30歳までAKBを卒業しません!」と宣言し、元AKB48の篠田麻里子が「永遠のアイドルゆきりん 応援してます」といったコメントを寄せるなど、大きな話題となった柏木。まもなく31歳を迎える彼女だが、先日行われたイベントでは、「AKBで30代までいたメンバーは1人もいなかった。我が道を進みたい」「年齢を理由にアイドルをやめるのは寂しい。思う存分、30代もアイドルを続けたい」と意気込みを語っており、今後のアイドル活動の継続についても、前向きな気持ちを持っているようだ。



また、YouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』でも柏木の個性が光っており、“踊ってみた”動画やライブの舞台裏を紹介する動画など、アイドルらしい内容と共に、すっぴん状態からメイクを行う姿なども赤裸々に公開し、コメント欄には「アイドルがここまで見せてくれるのって凄い」「親近感」といった反響が寄せられていたこともある。

また、AKB48の新曲の選抜メンバーの紹介を行う動画も投稿しており、「ぜひぜひこれを観て、メンバーのことをもっと好きになっていただけたらと思います」とコメントするなど、柏木が個人での活動をグループにも還元している様子がうかがえる。



そんな柏木だが、昨年6月には、ある出演番組内にて、難病“脊髄空洞症”であることが判明し、早期手術と治療のため一定期間の休養を余儀なくされることとなった。その後、手術を無事に終えた柏木は、リハビリを経て自身の誕生日である7月15日に活動を再開。同日に自身のYouTubeに投稿した復帰報告動画では、術後は大変なことが多かったと苦労を明かした上で、そんな中で1番支えになったのは仕事だったとして、「早くAKBのみんなと一緒に活動したいとか、早く歌いたいとか、早くステージ立ちたいとか、早くYouTubeで元気にしゃべりたい、もうそれだけが私の支え」と話し、“本当にこのお仕事が好きなんだな”と再確認できたと語っていた。思いがけない困難に見舞われることとなった柏木だが、この経験をきっかけに、より強いモチベーションで仕事に向き合えるようになったようだ。



かつて、2019年に放送された『AKBINGO!』(日本テレビ系)の中で“AKB48に向かい風が吹いている”という話題になった際には、過去の活動を振り返りながら、「多分もうちょっと一生懸命、全力でやんなきゃいけなかったなって、今更だけど、ここ何年かのことはちょっと思うかなって」と、後悔を口にしたこともある柏木。

それから3年が経った今、「根も葉もRumor」や「元カレです」といった新たな楽曲で、選抜メンバーとして激しいダンスに挑戦し、個人活動でもグループの魅力を伝える彼女の姿からは、当時の後悔を覆すような、“全力の頑張り”を感じることができるのではないだろうか。



AKB48の中心メンバーとして、変わらずグループを守り続ける一方で、YouTubeでの活動など多方面でも輝きを増している柏木。7月から放送されるABEMAオリジナルの恋愛番組『セカンドチャンスウェディング』のシーズン2でMCとして参加することも決定するなど、デビューから15周年を迎え、さらに活躍の場を広げ続けている彼女のこれからに、ぜひ注目していきたい。