結婚した男性の役目は外で働き家族を養うであり、女性の役割は家事や子育てをする事である。一昔前にはこのような家庭の風景が一般的な価値観として根付いていた。
結婚しても子供ができても仕事を続ける女性は多い。ワタベウェディングが20代から50代の既婚男性400名にインターネット調査を行ったところ、配偶者、つまり妻が働いていると答えた男性は92.5%にも及んだ。さらにその雇用形態を確認した結果、62.8%が正社員である事が分かった。
既婚女性が外で働く理由はいくつかある。家計に金銭的な余裕を持たせる事を目的として働きに出る場合もあれば、女性自身がやりたい事を実現させるために正社員として働いている場合もある。
もちろん中には違った意見を持つ男性もいる。男性自身の収入が高く安定していたり、家事や育児はできれば妻に任せたいと望んでいたり、男性が働き女性が家事をするという昔ながらの家庭を築きたいと思う背景もアンケート結果から見えてきた。また女性の中にも結婚したら家に入りたいと考える人が少なからず存在するため、それぞれの家庭にマッチした環境を作っていく事が望ましい。
とは言え男女ともに女性が外で働く事を推奨する意識は高い。