トヨタが、新型の小型SUVとしてダイハツからOEM供給を受けるコンパクトSUV「ライズ(RAIZE)」の受注が絶好調のようだ。新型はダイハツの車両開発・生産手法「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」に基づいて開発したモデルだ。


 トヨタの発表によると新型車ライズの受注台数は、11月5日の発売から1カ月にあたる12月4日時点で約3万2000台となり、月販目標である4100台の約8倍と、好調な立ち上がりとなっている。


 DNGAから生まれたクルマは既に、ダイハツの新型軽自動車「タント」としてデビューしている。新型「ロッキー」「ライズ」はその第2弾であり、同社がトヨタにOEM供給する初DNGA車両となる。DNGAプラットフォームにより軽量・高強度ボディで、クルマとしての高い基本性能を獲得したという。


 その言葉どおり注文を受けた際の声の多くは、全長4m以下の5ナンバーサイズのボディでありながら、SUVらしい力強いスタイルが受けているという。SUV云々よりもコンパクトな実用車としての完成度の高さが評価されたということだ。


 新型は、2017年の東京モーターショーでダイハツが「DNトレック」の名で出展したコンセプトの市販版であり、ボディサイズは全長×全幅×全高3995×1695×全高1620mmのコンパクトな5ナンバー規格に収まるSUVである。


 構成するモノコックボディも高張力鋼板の多用で高剛性・軽量で新型車の重量は、FF車で970~980kg、4WDはプラス70kgの1040~1050kgに抑えられた。


 売れ筋のグレードは、Zグレードが7割、Gグレードが2割。装着率の高いメーカーオプションは「ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート」が4割(Z、Gグレード内比率)、ナビレディパッケージが総台数の4割が選択している。


 ボディカラーは、シャイニングホワイトパールが3割、ブラックマイカメタリックが2割、ブライトシルバーメタリックが1割だという。相変わらず国産車人気ボディ色には色彩がない状況は続いているようだ。

(編集担当:吉田恒)

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