【写真】チーム8メンバーが一挙集結、ほか公演写真【31点】
2014年4月3日、「会いに⾏くアイドル」をコンセプトに誕⽣したAKB48チーム8。昼の部には、チーム8の歴史を創ってきた。横⼭結⾐・中野郁海らOGメンバー32名が登場。総勢61名の出演メンバーで、華やかなステージを繰り広げた。
夜の部は、チーム8メンバー全員による『RIVER』で幕開け。岡部麟・小栗有以の「AKB~!」の掛け声に続いて全員で「チーム8」と叫ぶと、会場も⼤きくどよめいた。チーム8のオリジナル楽曲『制服の⽻根』やチーム8ver.の『どうしても君が好きだ』など4曲でオープニングを飾ると、岡部は「ついにこの時が来ちゃいましたね。チーム8活動休⽌前最後のコンサートです。私たちらしさ全開で、ラストステージをお届けしたいと思います」と⼒強く挨拶。
次のパートでは7つのユニット曲を披露。坂⼝渚沙・坂川陽⾹・徳永羚海ら5名は『初恋ダッシュ』を歌い、岡部・⼩栗・清⽔⿇璃亜は『抱きしめられたら』を妖艶な表情でパフォーマンス。「第5回AKB48グループ歌唱⼒No.1決定戦ユニット戦」にチームで出場した⼩⽥えりな・倉野尾成美・川原美咲は乃木坂46の『君の名は希望』を歌唱し、美しいハーモニーで会場を魅了。
続いて、チーム8メンバーが「ダンス選抜」「かわいい選抜」に分かれる。本⽥仁美・倉野尾ら「ダンス選抜」は『Make noise』『Escape』を圧巻のダンスパフォーマンスで魅せ、岡部・⼩栗ら「かわいい選抜」は『今、Happy』『彼⼥になれますか︖』でキュートな笑顔を会場中に届けた。
終盤に突入し、⼩栗が初めてAKB48シングル表題曲のセンターを務めた楽曲『Teacher Teacher』など4曲を披露。『だけど…』『GIVE ME FIVE!』は、AKB48を卒業する濱咲友菜・平野ひかる、すでに卒業を発表している清⽔・服部有菜・藤園麗の5名を中⼼に歌った。清⽔は「こんな⼤きな会場で、卒業予定の5名で歌えて幸せです。卒業後もみんなで前を向いて、今まで通り仲間と⼀緒に前に進んで⾏けたらと思っています」と、まっすぐな瞳で話した。
ラストスパートでは数々の地⽅イベントで披露してきたという『ラブラドール・レトリバー』や、チーム8のオリジナル楽曲『夢へのルート』など思い⼊れの強い5曲を全員で歌唱。最後はチーム8の最新曲で、オリジナル楽曲全16曲の振付が⼊っているという『サヨナラじゃない』を披露し、本編を全⼒で駆け抜けた。
アンコールでは、『スクラップ&ビルド』『永遠より続くように』『⻘空のそばにいて』を会場を歩きまわりながらパフォーマンスし、高橋彩⾳のピアノに合わせて『⼀⽣の間に何⼈と出逢えるのだろう』を全員で歌唱。歌い終えたメンバーがステージの中央に集まり抱き合うシーンは、チームの絆の強さを⽰していた。
エンディングでは、6⽉10⽇(土)にチーム8最後のドキュメンタリー『AKB48 Team8 9年間のキセキ』(CSテレ朝チャンネル1)が放送されることが発表。岡部は「チーム8をずっと追いかけてくれた⾼橋栄樹監督が、今回作ってくださいました」と笑顔で呼びかけた。
チーム8ラストコンサート2公演のフィナーレを飾ったのは、チーム8の代表曲『47の素敵な街へ』。メンバー全員の魂を込めたパフォーマンスにファンもこの⽇⼀番のコールで応え、会場が⼀つになった。
すべてのパフォーマンスを終えると、⼩栗は「チーム8は “9年間のキセキ”というコンサートタイトルの通り、この間みんなで活動してきました。楽しいこととか、嬉しいこととか、悔しいこととか、苦しいこととか全部チーム8メンバーはみんなで共有してきました。最初はAKB48の中で、なかなかチーム8のことを認めていただけなくて、スタッフのみなさんとメンバーと沢山もがいてきました」と話し始める。
続けて「でも今はこうして、こんなに⼤きな会場で沢山のファンの⽅に見ていただけています。チーム8が⼤きくなれたのも、初期の頃から携わってくださったスタッフのみなさん、そしてチーム8のことを好きになってくださったファンのみなさんのおかげだ、と思っています。本当にありがとうございました」と伝えた。
さらに「チーム8が休⽌になって、AKB48⾃体もチームはバラバラになってしまうんですけど、みんなの⼼が⼀つになるきっかけの一つになるはず。⼀⼈⼀⼈が48グループを盛り上げようという気持ちで、これから前に向かって突き進んでいけたら良いですね。チーム8は私たちの⻘春そのものでした。私たちはチーム8のことが⼤好きです」と涙で⾔葉を詰まらせながらも、チーム8やファンへの愛を言葉で表現した。
会場全体が感動的なムードに包まれる中、ここで総合プロデューサーの秋元康からの⼿紙サプライズも。本⽥は、秋元からの⼿紙を「チーム8は、君たちメンバーの中で、応援してくれたファンのみんなの中で、⽀えてくれたスタッフの中で、もちろん、僕の中でも⽣き続けます。だから、さよならの代わりにこの⾔葉を送ります。ありがとう。また会いましょう」と読み上げる。
愛情のあるメッセージを受け取った本⽥は「先⽣が⾔ってくださったように、解散という⾔葉は使わず、またみんなで会える⽇を楽しみに私たちも精⼀杯頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします」と前を向いて話した。
最後は全員で「9年間ありがとうございました」と感謝を叫び、温かい拍⼿と「ありがとう」の声が降り注ぐ中でチーム8の歴史に一度幕を下ろした。
※高橋彩音の「高」は、はしごだかが正式表記。
※濱咲友菜の「濱」は、機種依存文字の書き方が正式表記。
【あわせて読む】AKB48 チーム8、結成9周年記念特別公演開催「活動休止の日まで変わらず応援してくれたら」
▼『AKB48チーム8 春の総決算祭り 9年間のキセキ 夜の部』のセットリスト
Overture
1 RIVER
2 制服の⽻根
3 抱きしめちゃいけない
4 LOVE TRIP
5 どうしても君が好きだ
6 初恋ダッシュ
7 嵐の夜には
8 ペラペラペラオ
9 抱きしめられたら
10 Choose me !
11 ツンデレ︕
12 君の名は希望
13 Make noise
14 Escape
15 今、Happy
16 彼⼥になれますか︖
17 Teacher Teacher
18 点滅フェロモン
19 恋のお縄
20 みなさんもご⼀緒に
21 だけど…
22 GIVE ME FIVE!
23 ラブラドール・レトリバー
24 蜂の巣ダンス
25 好きだ 好きだ 好きだ
26 ポニーテールとシュシュ
27 夢へのルート
28 サヨナラじゃない
EN1 スクラップ&ビルド
EN2 永遠より続くように
EN3 ⻘空のそばにいて
EN4 ⼀⽣の間に何⼈と出逢えるのだろう
EN5 47の素敵な街へ