2022年2月にDVD『降臨』でデビューすると、105センチJカップの豊満なバストを武器にたちまち「グラビア・オブ・ザ・イヤー2022」に輝き、グラビアアイドル界に旋風を巻き起こした風吹ケイ。5月16日には1st写真集『幕開(まくあき)』(小学館)を発売するなど、勢いを増すばかりの彼女に、本作の撮影エピソードや近況を語ってもらった。


【写真】圧巻ボディを持つ風吹ケイ 撮り下ろし写真【7点】

1st写真集の発売が決定したのは、2022年の秋頃だったという。イメージDVDでグラビアデビューを果たした風吹にとって、写真集の撮影は初めて。彼女は「映像と写真では感覚が全然違うので、緊張しながら撮影に臨みました。他の方の写真集をたくさん拝見させていただいて、カメラマンの方とも都度、どういう風にしたら良いかコミュニケーションを取りながら撮影しました」と撮影を振り返る。

DVDとは違い、静止画で切り取られる写真撮影に向けて、より一層の体作りに励んだ。風吹は「6キロ痩せたんです!筋トレをとても頑張って、お酒も抜きました」と力を込める。


「普段は週5くらいで飲んでいるんですが、撮影前には一切やめたんです。そうしたらスルスル痩せました(笑)。そのまま撮影中も飲まない予定だったんですけど、宿泊先のご飯がすごく美味しかったので、思わず初日から飲んじゃいました(笑)」

撮影は石垣島と鬼怒川温泉で行われた。写真集を開いた1ページ目には、真っ白な雪景色が目を引く。彼女は「雪の中でのグラビアは、他の方の写真でも見たことがあって、私もずっとやってみたかったんです。この時は『やっとできた!』と嬉しかったです」と無邪気に笑う。


「もっと過酷な撮影を想像していたんですけど、この撮影当日は風もなく、写真を撮るベストコンディションで、とにかくすごく楽しかったですね。寒さはあったんですけど、暖かいものを色々と着せていただいていたので、撮影に集中できました」

特に印象に残っているシーンを聞いてみた。

「たくさんのリスザルと撮影したシーンです。以前、プライベートで一度行ったこともある『やいま村』という場所なんですが、『ここで撮影したい』とリクエストはしていたものの、もともとのスケジュールには入っていなかったんです。『無理だったのかな』と思いながらロケバスに乗っていたら、サプライズで連れてきてくれて」

リクエストをサプライズで叶えてくれた撮影チームに感謝する風吹は、過去に訪れたやいま村では体験できなかった光景にも巡り会えたことを明かしてくれた。

「以前、プライベートで行った時には全然懐かなかったリスザルたちが、この日は雨が降っていたからか、スカートの中で雨宿りをしたり私で暖を取ろうとしたりして、集まってきてくれました。
すごく楽しかったです(笑)」

一糸まとわぬ姿でベッドでポージングをするカットなど、これまで披露してきたグラビア以上の大胆な撮影にも挑戦した風吹。心境を聞くと「実は、せっかくの写真集なので、雑誌やDVDでも、写真集のためにあえてやらないで置いていたようなところもありました」とはにかんだ。

そんな1st写真集『幕開』の見どころを改めて彼女に問う。

「私の“肉感”です。胸、お尻、太ももと、全体的に肌色のページが多い写真集だと思うので(笑)、存分に肉感を堪能していただきたいですね。カバーを外した中の表紙もこだわって作ってくださったので、買ってくださった方にはぜひチェックしていただきたいです」

次回作の構想についても聞いてみると、「まだ初めての写真集が発売したばかりなので、正直次のことは考えられていないというのが現状です」としつつ、「けど、もしできるなら着物や浴衣を着たいですね。
グラビアだと結局気崩して撮ることになるとは思うんですけど(笑)、できれば着崩す前のちゃんとした状態の和服姿もシンプルにやりたいです」と目を輝かせた。

DVD『降臨』でデビューした当時の心境を尋ねると「初めてDVDでグラビアのお仕事をさせていただいた時も、あまりわからずにやっていましたが、嫌な気持ちもなく、楽しんでできました」と振り返る風吹。

彼女がグラビア界に“降臨”するきっかけとなったのはコロナ禍だった。当時の仕事が減少したことで、ウエディングドレスのモデルをするようになった風吹は、やがてグラビアへの関心を強めていったという。

「『小池栄子さんに似てるね』と言われることがあったんです。私は小池栄子さんを女優さんとして認識していて、グラビアをやられていたことは後から知りました。
個人的に好きな女優さんだったこともあって、私が“二世”になりたいなと思ったんです」

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル『NOBROCK TV』などで、芸人と共演する機会も多くなった。グラビアアイドルとしての持ち味を生かしながら笑いを生み出す姿も、彼女が憧れる小池栄子をどこか彷彿とさせる。そう伝えると彼女は「めっちゃ嬉しいです」と笑顔を浮かべた。

「お笑いを見ることはすごく好きで、大阪出身なので吉本新喜劇もよく見に行っていました。東京に出てきてからは、関西とはまた違ったスタイルの芸人さんを見て楽しいなと思っています」

大阪生まれの性なのか、想像以上に笑いに貪欲な様子の風吹は、さらに続ける。

「主に『NOBROCK TV』ですが、いろんな芸人さんと絡ませていただくことは、毎回勉強になるんです。
台本はあってないようなもので、ほとんどがアドリブ。その積み重ねが確実な笑いに繋がるんだなと、漠然とではありますが、だんだんわかってきました。撮影では一番面白く終わりたいんです。やらないよりやった方がいいですよね。ウケなかったら使われないだけなので、現場ではやれるだけのことはやりたいと思っています」

グラビアはもちろんのこと、持ち前のバラエティスキルでますます注目を集める風吹。デビューから現在までの人気の高まりを、自分ではどう感じているのだろう。

「めちゃくちゃ驚いていますよ。でももう、周りから見たらこの状態が普通なんだと思うんです。だからこのスピードを緩めないように上がっていかないといけないなと思っています」

現状に慢心しないのには理由がある。一般企業務めから芸能1本に舵を切ったことは、風吹に良い意味での緊張感を与えた。

「今はこのお仕事1本なので、ハネれば良いけど、ミスをしたら落ちてしまうという危機感を持つようになりました。本当に自分次第で人生が変わるなと思いながら活動するようにしています」

風吹ケイが“小池栄子二世”として名を馳せる日も近いのかもしれない。

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