伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第40回が24日(金)に放送された。

【写真】涙を堪えながら笑う優三、ほか『虎に翼』第40回場面カット【5点】

第40回では、寅子(伊藤沙莉)は後輩・(福室莉音)から女子部の閉鎖を知らされる。
今年は高等試験も行われず、これで本当に女性法曹の道は途絶えることに。寅子はモヤモヤとした気持ちを抱えながらも「これでいいんだ」と言い聞かせ、主婦業をこなしていた。

そんなある日、優三(仲野太賀)の元に召集令状が届く。優三は出征前に寅子と二人の時間が欲しいと言い、川べりで二人きりに。寅子は「私、自分が弁護士として出世したいばかりに優三さんの優しさにつけ込んで結婚して、でもすぐやめて、優三さんに甘えて子ども作って…」と、自分には謝ることしかできないと頭を下げた。

しかし優三は「はて?」「虎ちゃんのはて?って便利なんだね」と場を和ませ、「寅ちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。
それが僕の望みです」と優しい微笑みを浮かべた。

そして出征当日、歩き出す優三を追いかけた寅子は、最後に渾身の変顔を披露。優三は涙を堪えながらなんとか口角を上げ、二人で笑い合う。「行ってきます!」…優三の後ろ姿が見えなくなるまで、寅子はじっと優三を見つめていた。

SNSでは「最後の寅ちゃんが変顔して優三さん笑ってからのあの涙がもうダメ、、、号泣」「こんなに泣かされた出征シーン初めてかも」「変顔で泣くのはおそらく後にも先にも今日が最後だろうな~」「今日の #虎に翼 はずっと泣いてた」「朝ドラで何度も何度もヒロインの出征場面を見たが、 #虎に翼 のが一番泣けたかも」など、二人らしい別れのシーンに涙したという声が集まっていた。

来週は第9週「男は度胸、女は愛嬌?」が放送される。


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