メルカリは4月22日、フリマアプリ「メルカリ」における最新トレンドを分析した「メルカリトレンド通信(4月)」を発表した。

スマートフォンを物理的に封印できる「タイムロッキングコンテナ」の取引件数が2024年比で約1.3倍に増加しており、取引の半数以上をZ世代が占めることが明らかになった。


「タイムロッキングコンテナ」は、指定した時間まで蓋が開かない構造の収納ボックス。スマートフォンを触れなくして、デジタルから切り離された時間を作るためのアイテムだ。

SNSや動画視聴などによる「スマホ疲れ」を感じる若年層が増えるなか、意志の力に頼らずスマホ利用を制限できるアイテムとして需要が伸びている。メルカリ上での2025年の取引を世代別に見ると、10代・20代が合わせて58.6%を占め、Z世代の取引件数は50代以上の約6.2倍に上る。

また、インスタントカメラの取引件数がサービス開始以来最多を記録するなど、カメラ分野でも同様の傾向が顕著だ。

撮影した写真をその場でプリント(現像)できる「インスタントカメラ」の取引件数は、全世代で年々増加しており、2025年にはサービス開始以来過去最多を記録、2021年比で約2.3倍に拡大した。

背景にはレンズ付きフィルム「写ルンです」の再熱があり、Instagramでの「#写ルンです」ハッシュタグ投稿数は110万件を超えている。メルカリでは、カメラ本体だけでなく、専用ケースやフィルム、フィルムケースといった関連アイテムの取引も盛んだという。

卒業旅行シーズンだった2026年3月のZ世代の取引件数は前月比120.9%と伸長。同様に、「フィルムカメラ」もZ世代の2026年3月取引が前月比120.5%を記録。同社は、スマートフォンとは対照的な、現像までの「待つ時間」や一発勝負の特別感を、あえて楽しむ層が広がっているためと分析している。

GWを前に、これらの「スマホ離れ」を意図的に楽しむ新たなトレンドが広がりを見せている。
「メルカリ」における「デジタルデトックス」の月別検索数を分析すると、GWや年始、春休みといった長期休暇のタイミングで検索数が上昇する傾向にあり、まとまった休みを利用してデジタル機器から距離を置こうとする動きが見受けられる。4月末からのGWに向けても、同様の傾向が強まることが予想される。
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