バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、マンチェスター・シティ(イングランド1部)に所属するイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(28)の獲得に興味を持っているようだ。

 アストン・ビラ下部組織出身のグリーリッシュは、2021年夏に当時のイギリス史上最高額となる移籍金でシティに完全移籍。
卓越したボールコントロールとチャンスメイク能力の高さを武器に昨季は主力としてプレーしたが、今季はプレミアリーグ20試合の出場で3ゴール1アシストの成績に終わった。

 イギリス『サン』によれば、ブンデスリーガ12連覇失敗に終わったバイエルンは、捲土重来を目指す来季に向けてグリーリッシュをメインターゲットに設定している模様。バイエルンは、代表チームで共闘しているイングランド代表FWハリー・ケインとコンビを組めることが大きな魅力になると考えてるようだ。

 また、トーマス・トゥヘル監督の退任が決定して以降、バイエル・レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督やドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督の招へいに失敗するなど、新指揮官探しが難航していたバイエルンだが、バーンリー(イングランド1部)を率いるバンサン・コンパニ氏の就任に近づいているとされている。

 シティのレジェンドの1人であるコンパニ氏はグリーリッシュを高く評価しているという。ただ、史上初となるプレミアリーグ4連覇を達成したシティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は5連覇に向けてイングランド代表MFの残留を望んでおり、徹底抗戦に遭う可能性もあるようだ。