フジテレビ出身のフリーアナ渡邊渚(28)が、自らの発言をめぐって、物議を醸している。MCを務めるYouTubeチャンネル「REAL VALUE」の15日更新の番組で「動画再生数ダウンで大苦戦」などとの見出しで渡邊の近況を報じた「SmartFLASH」の記事について向けられると、「再生数が低かろうが高かろうが、私のギャラ変わらないんで」と笑い飛ばし、再生数アップを求めるスタッフに対して、こう言い放ったというのである。
「ギャラ変わらないんですよね? なんで身を削らなきゃならないんだろうな。この(記事の)タイトルつけた人ふざけんな!」
記事では、動画再生回数が初回の38万回数から大きくダウンし、このところ1万回を下回っているとあり、笑い飛ばしながらも、本人も内心そのことを気にかけていたのではないか。
「渡邊さんへの世間の目は肯定と否定、支持層と批判層がはっきりと分かれているのが特徴で、注目度が高い分、賛否両論が飛び交います。今回の発言でも誹謗中傷をはね返そうという姿勢と評価する見方の一方、プロ意識や仕事観を疑う否定的なリアクションを多く招いてしまっていますね」
とは、2024年8月に渡邊がフジテレビを退社した頃から取材を続ける芸能記者。
「23年7月に体調不良で入院し、退社後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を公表した当時は同情や共感がほとんどでしたが、その後、露出が続く中で、批判的な声を含む話題先行型という見られ方に変わっていっているように見えました」(同)
■このままでは「一発屋」と同じような末路も…
そんな評判が仕事にも表れてきたのか、今年発売のフォトエッセーや写真集は好評とされたが、6月スタートの地上波バラエティー「昨日のアレ観」(千葉テレビ)は放送開始から2カ月で放送休止に。フリーアナ、タレントとして早くも正念場、生き残れるかどうかの岐路に立っていると業界から見られているらしい。某広告プロデューサーが言う。
「もともとフジでは目立った実績もなく、上中下の中程度の評価でしたし、話題性による注目度が落ちれば、ご本人の実力、力量がそのまま視聴率などに反映してしまうのは仕方のないところ。広告価値でみると、その話題性もスポンサーにとっては大きなメリットがあるわけでもない。値がつかないというのが正直なところでした。広告業界では、当初から『売り込み方を間違えてないか』と囁かれていましたし、タレントとしても、アナとしてのトーク力も、もう一度磨き上げていく必要性をご本人も感じているのではないでしょうか」
このままでは「一発屋」と呼ばれるタレントのような末路もなくはないという見方も出ているだけに、生き残りに必死なのかも知れない。
◇ ◇ ◇
渡邊渚の凋落の始まりなのか? 関連記事【もっと読む】元フジ渡邊渚“へそ出しキャミ”ショット公開も全力疾走を続ける姿に懸念の声…MC動画は再生数苦戦…では、本人の動画の再生回数の減少について伝えている。