9月にタイ移住したお笑いコンビTKO」の木下隆行(53)が、早くも“国外追放”危機に陥っている。木下は自身のInstagramにタイの寺院の前で僧侶のコスプレをし、合掌しながら周辺を歩くなどの動画をアップし、大炎上。

14日にはXで「またまたお騒がせしております。ただ笑ってもらいたくて撮った動画が不謹慎やとご指摘を受けました」「タイに住む身として今回をきっかけに国のルールをしっかり勉強して行動したいと思います」と謝罪の投稿をしたが、SNSで謝って済まされる状況ではないようだ。


「謝罪の投稿には、『ご指摘ありがとうございました』の言葉で〆られていましたが、ご指摘なんて軽い問題ではありません。また『不謹慎』とも表現されていますが、木下さんの行動はタイ刑法第208条の僧侶や聖職者を装う行為に抵触する可能性が指摘されています。1年以下の禁錮刑を課されることもある重罪。タイでのビジネス展開を本気で考えているとは思えません。その後もSNSでは1年前に亡くなった愛犬の話題を投稿したり、炎上の意味を重く受け止めていない印象です」(週刊誌記者)


 木下が「笑ってもらいたい」と語っていたのは、奈良県のマスコットキャラクター・せんとくんの“成功例”が影響したとみられている。仏教系ゆるキャラで、木下は顔が似ていたことから、せんとくんのモノマネが大ウケし、オフィシャルサポーターに就任したからだ。だが、無宗教者の多い日本と9割が仏教徒のタイでは仏教観が大きく異なる。


■タイでも“拒絶”反応の木下の言動


「インスタグラムは世界発信ですから、すでにタイの人たちも拒絶反応を見せています。木下さんはタイでもライブをしたいと表明していましたが、厳しいでしょう。地元メディアも、すでに不敬で炎上したリスクのある外国人の活動に協力はできないでしょうから。

日本でも2020年に後輩芸人にペットボトルを投げつけるといったパワハラ問題が報じられ、昨年2月には元アナウンサーの青木歌音さんに性加害を暴露され謝罪動画を出していますが、木下さんは毎回反省が形式的で、バズることもなく批判は起こる。YouTuberには向いていないタイプでしょう」(ITジャーナリスト)


 TKOは相方の木本武宏(54)も22年に投資を巡る金銭トラブルが明るみになり、近年はコンビでYouTubeやコントツアーで全国を回っていた。だが、地上波復帰は絶望的と報じられている。木下は最近、自身のSNSで脚本家の三谷幸喜氏(64)や実業家の前澤友作氏(49)、お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤(56)ら“大物”との写真を精力的にアップしているが……。


「自身も過去にアパレルブランドに進出していますし、人脈は広いようですから、一旦は裏方にシフトしてから成功し、再起を目指す方が話題になるかもしれません」(芸能リポーター)


 今回の騒動には日本人からも《日本にも戻ってくるな》と批判されている状況だ。


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