NHK連続テレビ小説「あんぱん」が9月26日に最終回を迎えるまで、あと1週間。放送開始から大好評のままフィナーレとなりそうだが、ネットでささやかれていた前評判を覚えているだろうか。

《おむすびよりはマシだろう》だ。


「あんぱん」の前作である2024年度後期の「おむすび」。管理栄養士を目指すヒロインを女優の橋本環奈(26)が演じたが、主人公の設定が「ギャル」だったことや、阪神大震災やコロナ禍のシーンに対して《展開が早すぎ》といった、描写不足だとの指摘が視聴者から相次いだ。脚本への批判が集中したためか、「おむすび」は期間平均世帯視聴率が朝ドラ史上ワーストとなる13.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)に終わったことは記憶に新しい。


 対して「あんぱん」だが、9月1日に産経新聞が放送開始後5カ月までの値として15.9%であると報じている。この状況を見る限り、「あんぱん」は「おむすび」に”勝利”して終えそうだ。実際、《おむすびも見てたけど ちょっとイマイチだったかも あんぱんの方が面白い》といった反応はX(旧ツイッター)に続々と上がっている。そんな中、視聴者からは主演の今田美桜(28)について、こんな気の早い声がXに上がっているという。


「今田さんが今年のNHK紅白歌合戦の司会に起用されると予想する声や推す声が少なからず見受けられます。9月21日閉幕の世界陸上の司会を務める姿を愛でる声も多く、今田さんを起用すれば紅白の視聴率を稼げるとNHKサイドが考えてもおかしくはありません」(週刊誌芸能記者)



橋本環奈は忸怩たる思いを抱いている?

 朝ドラの視聴率をはじめ、まさに今田が紅白の司会に起用される条件が整い始めているようにも思えるが、これに対して「おむすび」で主演を務めた橋本が「忸怩たる思いを抱いているのでは」と推察するのはスポーツ紙芸能デスクだ。


「今田さんはもう、今年の紅白の司会の有力候補と言っていいでしょう。一方の橋本さんですが、今年も司会を務めるなら4年連続となり、内村光良さんを抜くことになる。

正直、司会の座は『喉から手が出る』ほどでしょう。ないとは思いますが、今田さんが選ばれて橋本さんも、となると、画面の中でたびたび今田さんと並ぶことになります。それはさすがに”公開処刑”です。一方、司会を降りることになったら、今田さんの存在の有無にかかわらず、《おむすびが影響した》と視聴者に思われてしまいますからね。たとえ、NHKにその気がなくてもです」


 橋本としては自身が司会に起用されることを願いつつ、今田が選ばれないことを願うしかない?


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 世界陸上の生放送に登場する今田美桜の“コメント”が絶妙な効果を発揮しているという。関連記事【もっと読む】世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス…では、その意外な効果について伝えている。


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