日本テレビによる国分太一(51)のコンプライアンス違反発表を受け、今年6月に解散したTOKIOのメンバーだった松岡昌宏(48)が、国分について「正直これっぽっちも頭にきてない」などと発言し、話題になっている。


 松岡は解散以来、約3カ月ぶりYouTubeチャンネル「松岡のちゃんねる」を更新し、国分についてスタッフから話を向けられると、「まだ会ってない。

たぶんこれから会う。そろそろ会わなきゃいけないし」と答え、国分騒動をこう振り返ったという。


「まあ、何かがあったんでしょ。ご迷惑をかけた方々、スポンサーの方々、ファンの方々には本当に申し訳ないと思うんだけど、率直に松岡の意見としては、これっぽっちも頭にきてない。これ、頭にきてた方が楽なんだよね。でもこれがまた、年取ったのもあるんだろうな」


 グループが解散したほか、株式会社TOKIOも7月2日に廃業を発表しており、怒りや恨みを抱いていたとしても、おかしくはない。ところが松岡は「これからどうやっていこうかが大事。やっぱり戦友だから。元嫁みたいなものだから」などとし、また仕事などでタッグを組む可能性を語り、YouTubeなどをあげたのだった。


「解散発表に伴い、6月27日に単独で取材対応した松岡の会見が『男気会見』と伝えられ、称えられていましたけど、今回国分に対して『俺としては何も変わんないんで』と言ったのには驚きました」と、ジャニーズ時代から松岡を取材するスポーツ紙芸能記者は明かす。


■元ジャニは干されるという業界不文律も過去の話


 業界に長い芸能プロデューサーはこう言う。


「日テレからは『ザ!鉄腕!DASH!!』を打ち切られたわけじゃないし、松岡は映画に舞台、アニメの吹き替えなど、幅広い分野で仕事があり、国分の不祥事によってダメージがあったとか、仕事が減ったという話も聞かない。

もともとTOKIOとしての稼働も少なくなっていたし、松岡にしてみれば2018年に不祥事を起こして山口達也が脱退、さらにボーカル長瀬智也が2021年に脱退し、もういろいろと踏ん切りがついていた上でのことだったのではないでしょうか。そういうこともあって、大人になったし、また前を向こうというメッセージになったようにも見えます」


 騒動を経て山口は「セカンドチャンス」をテーマに、社会復帰を目指す講演会等を展開。長瀬は「表現者」と称してバイクレーサーにロックバンドのボーカル、モデルにアパレル関連業と多方面で自由な活動をしている。


「そんな彼らの姿もあり、今回の騒動でのみそぎを済ませたら、国分にも再チャレンジの機会はある。ジャニーズ退所組が干されるという不文律も過去の話となった。単独ででも、また一緒に組んで何かやるネタも考えているのではないでしょうか」(前出の芸能プロデューサー)


 松岡はその旗振り役としての自分もイメージしているのかもしれない。


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