高橋一生(45=写真)主演の「リボーン~最後のヒーロー~」(テレビ朝日系=火曜夜9時)が4月14日にスタートした。上層社会を突き進むIT社長が14年前の下町商店街の青年に転生、《人生をやり直す羽目になった男の再生〈リボーン〉の物語》(公式サイトから)の初回平均視聴率は世帯6.1%、個人3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。


「前クールにタントツだったTBS日曜劇場『リブート』にタイトルの響きが似ているということもあり、情報公開当初はネット上で少し冷ややかな反応もあった一方で、《高橋一生の二役は見ごたえありそう》などと期待する声もかなりありました。実際、放送後のネット上のリアクションは上々のようです」(テレビ誌ライター)


 SNS上には《また転生ものかよ》といった声もあるが、《高橋一生の演じ分けは期待通り》《テンポがよくて見やすかった》《小日向文世市村正親岸本加世子など芸達者ぞろいで、見応えがある》と評価する声が目立ち、レビューサイトFilmarksでは5点満点で3.5(4月17日現在)とまずまず。


 第1話終盤、高橋演じる剛腕IT社長“光誠”が階段から突き落とされて14年前のクリーニング店の息子“英人”に転生した場面で「AKB全盛期の2012年?」「アニメによくある転生?」とつぶやく高橋のセリフに、SNS上も《この社長、あの顔でAKB聴いてアニメも見てたのか》と盛り上がっていた。


 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「転生+懐かしネタ+考察要素といった今の流行に乗っているように見えますが、それだけではない面白さがありそう」と、こう続ける。


「24年放送のTBS『ふてほど』で描いた1986年、昨年のフジテレビ『もしがく』では85年、前クール『ラムネモンキー』の88年は、今の50代半ば以上じゃないとなかなか分からないネタがありました。でも『リボーン』の主人公が転生するのは2012年という、もうちょっと若い層にも分かる時代。しかも初回の前半で“光誠”を描くのに『コロナ』『東京五輪』『安倍首相銃撃事件』など数年前の出来事をテンポよく並べることで、まだ多くの人の記憶に新しい部分を刺激して話に入りやすくしたのは、うまかったと思います。IT企業周辺と下町商店街の人物描写はベタといえばベタですけど、むしろその分かりやすさが心地よいのも、配役のバランスがいいから。重くなりそうだったり考察を誘う要素もあるのに、疲労感がないのもいいですね」


 公式サイトでは《転生ヒューマンドラマ》とうたっており、冷酷で孤独なIT社長が2012年の下町商店街に転生してどう“再生”していくのかが本筋か。同時に《“光誠”を突き落としたのは誰なのか?》という考察ポイントも。また、2012年には“リボーン前の光誠”と“英人になった光誠”が同時に存在することになり、2人の激突も見られるかもしれない。


 前出の亀井徳明氏は「あと、気になることがあります」と、副題の“最後のヒーロー”について「それが最終的に何を意味するのか。

番宣でも公式サイトでも一切触れられていませんが、何話目あたりでそれに気づくことになるのかという興味があって、見続けることになりそうです」と語る。


 意外と「リブート」の直後に「リボーン」では似すぎちゃうから慌てて付け足しただけ……ってことはないか。それが最大の“考察要素”だったりして?


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 高橋一生といえば、17歳差の年の差婚をしたことで有名。関連記事【もっと読む】高橋一生も飯豊まりえもドラマ主演ゲットで絶好調! 快進撃夫妻の陰でくすぶる“年の差婚の俗説”…では、そんな年の差婚に潜む“死角”について伝えている。


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