ゴミ袋の原料となるナフサへの危機感を持っている韓国と、とても鷹揚な日本。
ナフサ危機は、ゴミ袋だけではなかった……。考えてみれば、確かに多種にわたる。
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韓国の医療現場では、注射器や輸液製剤の不足懸念が広がっている。
確かに使い捨ての注射器はプラスチックだ。日本において平成の初期までは、注射器や注射針を煮沸消毒して使っていた小さな病院も存在していたが、衛生面からして、21世紀の今、そこに戻ることはない。仮に戻っても緊急を要するときだけだろう。
また、機材もそうだが個包装されている包装資材の不足も十分に考えられる。ゴミとしてすぐに消耗される部分でもナフサは必要とされているのだ。
医療機器・資材は、韓国ではすでに値上げが始まっている。これらは患者に使った数が実費で収入になるわけではなく、保険点数上の問題で病院やクリニックの「持ち出し」になる分、値上がりは深刻だ。
医療機関では、通常注射器は約1か月分、注射針で最大3か月分の在庫を保有している。
国民生活に支障のないところで、政府は医療機関による買いだめなどの不正行為を取り締まる方針だ。そして、ゴミ袋よりもナフサを優先して医療品製造に回すとしている。
大学病院などは備蓄などが公に認められているが、小さなクリニックや町医者は問題だ。特に、世界中からK-ビューティーなどの美容医療を求めて人が来るだけに、この問題は深刻である。
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