カンボジア西部のポーサット州にあるサムコス山野生生物保護区で、極めて希少なモリトカゲ(Mountain Horned Dragon)が発見された。このニュースは同国の豊かな自然環境を改めて世界に知らしめるものとして、注目を集めている。
カンボジアの英字紙クメール・タイムズ(Khmer Times)が2026年7月16日付で報じた。

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 今回発見されたモリトカゲは、その名の通り山岳地帯に生息し、鋭いトゲのような鱗(うろこ)を持っているのが特徴だ。非常に臆病で警戒心が強く、深い森の中に身を隠して生活しているため、専門家による調査でも目撃例が極めて少ないことで知られている。今回の調査チームは、保護区内の生態系を調べていた際に、偶然この個体を確認し、慎重に記録をとった。

 モリトカゲは環境の変化に非常に敏感な生き物とされる。そのため、このトカゲが確認されたことは、サムコス山野生生物保護区の自然環境がいかに手つかずのまま保たれているかを示す重要な証拠となる。現地の環境専門家のコメントを引用し、「この地域の生物多様性は計り知れない価値がある。こうした希少種の発見は、保護活動がいかに重要であるかを改めて証明するものだ」と伝えている。

 サムコス山野生生物保護区は、カンボジアの中でも特に自然が豊かなエリアとして保護されているが、密猟や違法な開発の脅威に常にさらされている。今回の発見により、同地域が希少な野生動物たちの「最後の楽園」として機能していることが浮き彫りになった。

 政府や自然保護団体は、今回の発見を機に、周辺地域の監視を強化し、今後もモリトカゲのような希少種が安心して暮らせる環境を守っていく方針だ。今回の発見は、カンボジアの自然保護に対する姿勢を世界にアピールするだけでなく、地元の人々にとっても、自分たちの住む土地に眠るかけがえのない宝物を再認識する大きなきっかけとなった。
今後も継続的な生息調査が必要であり、地域の自然を守るための国際的な協力体制の重要性を訴えている。
【編集:af】
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