いよいよ2021年5月5日より『Apex Legends』シーズン9「英雄の軌跡」が開幕となりました。3対3で手短に戦うアリーナモードに加え、新レジェンドのヴァルキリーと内容はもりだくさん!

さらに、武器やレジェンドにもバランス調整が加えられており、これまでのシーズンとは一味違う体験が楽しめるはず。
この記事では、特に注目したい武器とレジェンドをご紹介します。

◆ピースキーパー
前シーズンまでケアパッケージ専用だったピースキーパーが通常武器になりました。中・近距離両用のショットガンで威力もなかなか、装弾数が5発なのがややネックと、他のショットガンとうまく差別化できています。

もうひとつなんの武器を持つかによって、どのショットガンを選ぶか変化していくでしょう。ピースキーパーは他よりも比較的汎用性があるため、尖った性能の武器と相性がいいかも。

ただし、弾ひとつあたりのダメージが10から9に落ちているところには注意。
胴体に全弾当てても99ダメージになるため、このわずかな1ダメージが勝負を分ける可能性もありえます。もともとピースキーパーはレバーアクションがあるため発射が遅く、近距離特化にするのであればEVA-8のほうがいいでしょう。

◆トリプルテイク
一方、トリプルテイクはケアパッケージ専用武器になりました。ケアパッケージ武器としては弾数が多く(9+63発用意されている)、発射速度が1.2から1.3にと地味ながら強くなっているのです。

また、武器カテゴリーが「マークスマン」になったところにも注目。これはアサルトライフル以上、スナイパーライフル未満のカテゴリで、このカテゴリに属する武器は覗き込み中の移動速度が少しあがっています。


ケアパッケージ専用武器には、スナイパーライフルのクレーバー.50も存在します。こちらは一発の威力が非常に強い魅力的な武器ですが、弾数が少ないので継続して戦うのが難しい。扱いやすいトリプルテイクか、威力のクレーバー.50か、マップ状況やプレイスタイルで選ぶことになりそうです。

◆ボセックボウ
新武器である「ボセックボウ」はかなりの注目株。発射するときの音も小さいですし、フルチャージすればヘッドショットで威力123と文句なしです。どこを見ても扱いやすいうえに、しかも撃った弓を回収できるのもすごいところ。


新たなホップアップ「シャッターキャップ」をつけると拡散弾になり、近距離でも割と戦えるようになります。「デッドアイズテンポ」というホップアップも追加されており、こちらはテンポよく撃つと連射速度が上昇するというつけて損はないものになっています。

ボセックボウは今までにない武器なので、使いこなすのにはちょっと時間がかかるかも。見かけたらぜひ積極的に使ってみたほうがいいでしょう。人気すぎてちょっと拾いづらいかもしれませんが……。

◆30-30リピーター
30-30リピーターも武器カテゴリーがマークスマンになっているため、だいぶ使いやすくなりました。
この武器は覗き込んでいると威力があがるため、エイム中の移動速度上昇はかなり恩恵があります。

また、こちらもホップアップのシャッターキャップに対応。切り替えると拡散弾になって近・中距離武器に変化するため、かなりおもしろい武器になっています。また、アップデートで脚部ダメージが上昇したのですが、これと拡散弾の相性がよいのです。

なかなかシブい武器ですが、使いこなせればかなり伸びしろはありそう。注目して損はない武器でしょう。


◆モザンビーク
モザンビークはついに装弾数が6に増えましたが、今度はホップアップのハンマーポイントがなくなってしまったようです。なんとも悲しいアップデートといえるでしょう。

ハンマーポイントがあればまだ活躍できるチャンスがあったのですが、こうなるとちょっと……、いえ、めちゃくちゃ苦しい武器になりました。超玄人向け武器かも。

◆ライフライン
レジェンドのライフラインは大きく調整が入りました。ダウンした仲間を起こすときのシールドがなくなりましたが、逆に2人同士に復活させることが可能に。
さらにヒールドローンとケアパッケージが強化されています。

アリーナモードではライフラインが特に人気なようです。それもそのはず、回復アイテムが限られているうえにダウン復帰が難しいモードなのですが、今回の調整が抜群にいい方向に働いているのです。そのため、アリーナでどのレジェンドを使うか決まっていなければライフラインがおすすめ。

◆ローバ
ローバはジャンプドライブ・ブレスレットが強化されており、使い勝手がよくなっています。シンプルに扱いやすいので、地味に人気が上昇するかも。

ただし、アルティメットのブラックマーケットのクールタイムが120秒になってしまったところは要注意。今シーズンで改めて使ってみるといいレジェンドかも。

◆オクタン&ホライゾン
オクタンもホライゾンも前シーズンまで非常に人気の高いレジェンドでしたが、下方修正されています。オクタンは興奮剤のダメージが増え少し使いづらく、ホライゾンはグラビティリフトのスピードが30%低下なうえクールタイムが20秒になるなど機動力が低下しています。

どんなゲームでも移動速度が速いキャラクターは非常に人気が高く、それゆえにこのふたりも大流行していました。今回の調整は致命的ではなさそうですが、やはり動きづらくなるでしょう。

◆ヴァルキリー
新レジェンドであるヴァルキリーも、もちろん注目株です。VTOLジェットで空を飛べるので高い場所を取りやすく、パッシブスキルやアルティメットのおかげで索敵もしやすいのも嬉しいところ。

前述のように、移動しやすいオクタンとホライゾンが下方修正されたため、動きやすいヴァルキリーに変える人もいるかも。新レジェンドなのもあって、バトルロイヤルではすでにかなりの人気が集まっています。ただし、アリーナでは機動力があまり活かせないケースが多いので要注意。

なお、ヴァルキリーの飛行は比較的撃ち落としやすい調整になっているとのこと。ヴァルキリーを使うのであれば落とされにくい飛び方を、使わないのであれば確実に撃ち落とす練習をしておくと、他プレイヤーと差をつけられるでしょう。