1月23日発売の『週刊文春』で、杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(31)。記事によると、別居の原因は女優・唐田えりか(22)との不倫。
報道直前、杏は所属事務所の社長に「もう限界です」と胸の内を明かしていたという。即離婚となっても、おかしくないケースだった。それでも杏は無言を貫き、別居するにとどまった。
だが、そこに至るまでには数々の苦悩があったはずだ。離婚カウンセラーの岡野あつこさんは、こう語る。
「長期にわたる不倫は当然、その後の夫婦関係に与える影響が大きいです。妊娠中の不倫であれば、なおさら。いったん離婚しないと決断しても、『これでよかったんだろうか……』と自問自答し続ける女性は少なくありません。たとえば、赤ちゃんの写真や出産直後の家族写真を撮ったりしますよね。本来、それらはいちばん幸せな瞬間の記録となるものです。しかし写真を見るたびに『このとき、夫は不倫していたんだ……』と思い出してしまうのです。
そんななかで関係を修復するためにはどうすればいいのか。岡野さんはこう続ける。
「まず、きちんと書面で今後の約束を残すことです。『今度したら即離婚』という内容の公正証書を、弁護士などを介して作成してもらうと効果的です。保証人をつけるのも良い方法です。あとは、夫婦間の“ホウレンソウ”を徹底させていくことも大事でしょう。不倫された側は、どうしても不信感がぬぐえないものです。しかし相手からの報告がしっかりしていれば、疑うことが少なくなると思います」
そして何よりも大事なのは、不倫した側が「できる限り具体的に謝ること」だという。
「単純に『不倫してすみません』ではなく、何に対して謝るかをできるだけ具体的に言葉にするべきです。たとえば『出産という夫婦の大切な時期に裏切って申し訳ありません』など、妻の気持ちを深いところまで理解したうえでしっかりと謝罪するのです。一般的に、別居期間が長くなればなるほど元に戻るのは難しくなってくると思います。つまり今、東出さんがどれだけ誠意を示せるか。
東出の所属事務所は、今後についてこうコメントしていた。
《東出が夫として、父としてもう一度家族を再生するために自らの生き方、姿勢を含めてその証を示してゆくしかないと思います》
その言葉の真意が、試されようとしている――。
「女性自身」2020年2月11日号 掲載

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