《これまではずっと、常に仕事がいちばんで走ってきました》

4月20日発売の雑誌「ハーパーズ バザー」のインタビューでそう話しているのは、綾瀬はるか(38)。綾瀬はこう続けている。

《だから、このあたりで自分の視野をちょっと広げてみたいとも考えているんです。それがどんな形になるのかはまだ私にも分からなくて、模索中。でも、広い世界をもっと見てみたい。何かをしてみたい。今はそんな思いが心の中にあるんです》

広島県出身の綾瀬は、15歳のときにホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞。16歳で上京した。

’04年のドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』でヒロインに抜擢されブレイクし、その後、数々の作品に出演して、国民的女優と言われるまでに。

そうやって走り続けてきた綾瀬だが、インタビューを見る限り、ここに来て心境の変化があったようだ。芸能関係者はこう分析する。

「これまでずっと多忙だった綾瀬さんですが、“仕事優先”のスタイルから卒業したいと考えているように見えますね。彼女も“アラフォー”と呼ばれる世代になりましたし、考えるところがあるのでしょう。同世代の女優さんたちも、結婚や出産をする人も増えていたりして、それぞれが人生の転機を迎えつつありますからね」

同世代の女優といえば、綾瀬と並べられて語られることが多いのが、事務所が同じで“ホリプロ3姉妹”と呼ばれてきた女優の石原さとみ(36)と深田恭子(40)だ。

■一児の母となった石原、恋人の会社が上場した深田

‘20年に一般男性と結婚したホリプロ3姉妹の“末っ子”石原さとみは、’22年4月に第一子を出産。先日、4月7日には「ロキソニン Sプレミアムファイン」の新CMの発表会に出席したが、これが出産後、初の公の場に。体調管理について聞かれ、「私が倒れたら一家も倒れてしまう。守るべきものができるとすごく大変です」と母の顔をのぞかせていた。

「出産後は演技の仕事は控えていた石原さんですが、現在ひさびさに、主演映画の撮影に取り組んでいます。来年公開の『ミッシング』という作品で、石原さんのこれまでの出演作からは異色なな社会派作品。

“育児放棄”をしたと誹謗中傷を浴びる母親という役どころで、石原さん本人も“母となった今の自分だからこそ、できる役”だと意気込んでいます」(前出・芸能関係者)

また、ホリプロ3姉妹の“長女”深田恭子にも転機が。’21年に適応障害で休養していた時期もあったためか、最近のインタビューでは、《40代は健康に気を遣い、自分のペースをちゃんと守りながらお仕事をしていきたいです》(「MAQUIA」4月号)と仕事について話しているが、私生活については……。

「交際を報じられてきた杉本宏之氏(45)が会長を務める不動産投資会社シーラテクノロジーズが、アメリカのナスダック市場に上場することが承認されたのです。保有株数は不明ですが、深田さんの資産管理会社が株を保有しているともいいます。

杉本氏は4月18日に開いた会社の会見で結婚について聞かれましたが、“恩返しができました”と語るのみでした」(スポーツ紙記者)

杉本氏の知人は、深田との交際状況についてこう話す。

「交際は続いてはいるです。

ただ、以前は、結婚を全体とした交際でしたが、最近は結婚については考えず、以前より距離をもって交際しているとも聞きました」

石原と深田がそれぞれの道をいくなか、綾瀬の選択は果たして――。