「皇室関連報道でこんなミスが立て続けに起こるなんて、フジテレビのチェック機能が緩んでいるとしかいいようがありません」

そう嘆息するのは皇室担当記者。

最近話題となったフジテレビの皇室関連報道のミスといえば、悠仁さまのお写真を“解禁前”に放送してしまった件だ。

「皇室の方々の、お誕生日や行事に関する映像や写真は、事前に撮影されたものが報道各社に提供されることになっていますが、解禁日時が明確に決まっています。

5日に放送されたフジテレビの情報番組『Live News イット!』で、6日解禁と指定されていた悠仁さまの成年式関連写真を放送してしまったのです。

フジテレビ側はすぐさま宮内庁に釈明したそうです。フジテレビの宮内庁クラブ所属の記者が解禁日について伝えることを失念していたとか……。しかし宮内庁提供の写真に解禁日があることは、皇室取材にあたるメディアにとっては“常識”といえます。チェック機能が甘かったのは間違いありません」(前出・皇室担当記者)

実は、このフライング騒動の1週間後にも『イット!』はミスをおかしてしまったのだ。

「12日放送の『イット!』は、天皇皇后両陛下と愛子さまの長崎ご訪問について報じました。現地の奉迎者の声も放送したのですが、『両陛下ならびに愛子親王殿下が笑顔でいられて すごくこちらまでも笑顔になりました』とテロップが表示されていたのです。

確かに奉迎者は“愛子親王殿下”と発言していたようです。しかし、そうした一般人の言い間違えを、そのまま報じてしまうのは、いかがなものでしょうか」(前出・皇室担当記者)

フジテレビがトラブルの連鎖から脱却できる日は――。

編集部おすすめ