「5月31日のツアー最終公演は、ファンクラブサイトでの生配信も予定されています。有終の美を飾るためにメンバーたちもより一層の準備に邁進しているようです」

こう語るのは、を知るイベント関係者。

ラストツアーもいよいよ終盤を迎え、嵐の活動終了が現実として迫ってきている。

「4月下旬には福岡公演が開催されましたが、博多や天神など福岡の街のあちこちが“嵐カラー”に染まっていましたね。百貨店や地元のお菓子メーカーなどもメンバー5人の色をモチーフにした小物や食品を用意して、地域全体でお出迎えムード。公演の期間中、街は鮮やかな色彩で包まれていました」(嵐のファン)

嵐といえば、5人のメンバーカラーが存在していることで知られる。ファンの間では“5色の虹”とも呼ばれ、これまでのライブ演出でも特徴的に使われてきた。

大野智さん(45)はリーダーとして全体を冷静にまとめる青、櫻井翔さん(44)は情熱溢れる赤、相葉雅紀さん(43)は穏やかな緑、二宮和也さん(42)は明るさを象徴する黄、松本潤さん(42)はセクシーで大人っぽい紫。

別の色を身に着けていた時期もありましたが、現在はおおむねこの5色のメンバーカラーが定着しています。各メンバーの個性を表すと同時に、5人そろって1つの虹を作り上げるというコンセプトも込められているといいます」(前出・イベント関係者)

“虹”というイメージは、’20年に活動を一時休止した際のコメントでも使われていた。同年、最後の『NHK紅白歌合戦』への出演となった嵐だが、番組内で松本は《嵐が去った後に、虹のかかった美しい空が、どうか皆さんの前に広がりますよう》と、印象的なメッセージを残していた。

そんななか、5人が放つカラフルな色彩に“あの先輩”も魅せられていたという。

「4月に開催された嵐のライブに、堂本剛さん(47)が訪れていたようなのです」

こう語るのは、嵐に近い芸能関係者だ。

「剛さんは.ENDRECHERI.という名義でソロ活動を行っていますが、5月2日に大阪で行われたライブで、嵐のラストツアーに足を運んだと語っていたのです。

剛さんは『会場がもう虹色すぎて、素晴らしかったです』『いろんな人の人生を大切に思ったり、応援したりする気持ちが自分の中でいろんな色として混ざり合って、虹が生まれちゃうみたいな』と感動を明かしていました。

虹をテーマにした最新曲『Heart of Rainbow』も、この嵐のライブに感化されて制作された楽曲なのだとか。『“ありがとう”とか“感謝”の気持ちを込めながら書きました』と、嵐と自身のファンへのリスペクトを語っていましたね」

■歌詞には『硝子の少年』を思わせる一節も

剛と嵐とは、これまでも長年の付き合いがある。その交流関係は、KinKi Kids(現:DOMOTO)がデビューした’97年にまで遡る。

「シングル『硝子の少年』でKinKi Kidsがデビューした際、二宮さんと相葉さんは、ともに当時14歳で堂本さんたちのバックダンサーを一緒に務めていたのです。

以来、二宮さんは剛さんを“兄貴”と慕い、よくサシで食事に行くほか、自身のファンクラブイベントにも招待するほどお互いに信頼関係が深いといいます。

相葉さんと松本さんは、’17年に剛さんが突発性難聴で活動を休止した際、テレビの音楽番組で剛さんの代役として『愛されるより 愛したい』を堂本光一さん(47)とともに披露したことも。松本さんは、ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で剛さんから主演を引き継いだ過去もあります」(前出・芸能関係者)

大野がジュニア時代に最も憧れていた先輩も剛だったという。

「旧ジャニーズタレントの中でも一、二を争うダンスの実力を誇る大野さんですが、下積み時代、彼は剛さんの軽やかなダンスを参考にして練習に励んでいたそうです」(芸能プロダクション関係者)

いっぽう、剛から嵐のメンバーに対するアクションも多い。前出の芸能プロダクション関係者が続ける。

「クールで“孤高の存在”というイメージがありますが、剛さんは人に対してとても気を使う人だそうで、後輩に積極的に声を掛けるような性格ではないのだとか。

しかし、とりわけ嵐に対しては濃密な思いを抱いているそうで、嵐の活動休止時にはラジオ番組で『いろいろな気持ちに寄り添ってあげたい』と話していたり、’21年に櫻井さんと相葉さんがW結婚を発表したときにも自身のSNSで『おめでとう』という毛筆でのメッセージを贈るなどしています。

剛さんが’24年に結婚を発表した際には、櫻井さんはテレビ番組で『剛くんは何かあったときにいつも「櫻井、大丈夫か?」って電話をくれるんです』と、プライベートでの親交を明かしていました」

ラストライブに触発されて制作された、虹をテーマにした新曲『Heart of Rainbow』は、そんな嵐のメンバーたちに対する“はなむけの歌”だったようだ。

「同曲にはKinKi Kidsの『硝子の少年』の歌詞を思わせる一節が見られます。ここにはバックダンサーを務めた嵐のメンバーたちへの思いが秘められているのでしょう。

剛さんは嵐の活動終了をネガティブに捉えるのではなく、5人それぞれの個性豊かな門出をたたえるために“虹”をより鮮やかな未来へのエールとして送ったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

先輩の思いを背負って、嵐は最後まで突き進んでいく。

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