東京都渋谷区にある明治神宮会館で、雅子さまは看護師や高校生の発表に耳を傾けられている。5月12日、名誉総裁を務められている日本赤十字社(以下、日赤)の全国赤十字大会に、紀子さまや常陸宮妃華子さま、寬仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さまとともに臨まれていた。
式典では、昨年3月のミャンマー地震で、緊急対応チームのリーダーとして日赤から派遣され、現地の医療チームを支えた看護師、苫米地則子さん(62)や、地域の子どもやお年寄りを対象にした防災啓発活動などを行ってきた島根県三刀屋高等学校JRC部の森山あおいさん(17)の発表もお聞きになった。
雅子さまが聴取されている様子について、皇室担当記者は次のように語る。
「苫米地さんや森山さん、また式典で挨拶した清家篤日赤社長らが発表や挨拶を行っている際には、雅子さまは話している人の方向に、目を合わせるようにお顔とお体を向けてお聞きになっていました。日赤のさまざまな活動に従事する人々へ対して、雅子さまがいかに大きな敬意を抱かれていらっしゃるのか、そのご様子から感じずにはいられません。
雅子さまはどのような式典においても、このようなご姿勢で臨まれています。ご自身で関わられることは一切おろそかにしないというスタンスが、この時にも表れていたと思いました」
活動報告を行った森山さんは、式典後に雅子さまからお声がけされていた。森山さんはこう振り返る。
「まずはじめに、皇后陛下は私の発表について『すごく良かった』とほめていただいて、すごくうれしくて……。発表の時間は4分ほどでしたから、もう少し詳しく聞きたいとおっしゃられたので、JRC部での活動について詳しく話させていただきました。『心から応援しています』というおことばもいただけて、これからも活動を頑張ろうと思いました」
森山さんとの懇談の際、笑い声が上がった一幕があった。
「皇后陛下が、『誕生日、来週ですよね。おめでとうございます。
森山さんを不意に喜ばせた雅子さまのお計らい。こうしたお声がけは、余念のないご準備会ってのことだという。
「雅子さまはご公務でお会いになる人々について、事前に入念すぎるほどに情報をインプットして臨まれています。森山さんが翌週にお誕生日を迎えることがご会話の中で自然な形で出てくるのは、こうしたご準備があるからなのです。雅子さまのご公務への誠実さが表れた一幕だと思いました」(前出・皇室担当記者)
雅子さまの対面するすべての人々に真心を込めて向き合うご姿勢は、これからも人々の胸を打ち続ける。
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