5月も下旬となり、春から始まったドラマも終盤戦へと突入しつつある。クライマックスに期待が持てる作品がある一方、視聴者のなかには途中でストーリーについていけなくなった人もいるかもしれない。

例えば『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)は、夫婦である2人がバディを組んで事件を捜査する物語だが、《その設定が生かしきれていない》と感じ、途中で離脱した人も。『ターミネーターと恋しちゃったら』(テレビ朝日系)は名作映画を思わせる設定ながら、強めのコメディ色が合わず、視聴をやめたという声が目立った。

そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、ドラマ好きな20~70歳の男女500人を対象に「見続けるのが『しんどくなった』春ドラマ」についてアンケート調査を実施した。

第3位は夫婦の幸せの形を模索する『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』(テレビ東京系)。

宮澤エマ(37)扮する主人公は、意識的に子どもを持たず夫と2人で暮らす生活に幸せを感じている。しかし夫の裏切りにより、妊娠したことをきっかけに夫婦の歯車が狂っていくというストーリーだ。

「DINKs」という現代的な夫婦像をテーマにした本作。リアルだからこそ没入できるという意見がある反面、浅香航大(33)演じる夫の身勝手な言動に嫌悪感を抱いた視聴者も少なくなかった。生々しい展開ゆえに精神的に重く感じ、見続けるのがつらくなった人もいたようだ。

《あまりにも夫から妻への仕打ちがひどいから》
《浅香航大君の役が自分勝手過ぎて》
《モラハラ夫の変わりようを見るのがしんどかった》
《面白いが、テーマが重いから》

第2位は長い年月の軌跡を描く『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系)。

北村匠海(28)主演で、高校の生徒と教師が宇宙食開発に情熱を傾けた、12年にわたる実話を元にした壮大な物語。キャストは他に神木隆之介(33)、出口夏希(24)などが名を連ねている。

長い年月を描く構成上、生徒役の入れ替わりは避けられない。本作には、キャラクターに愛着が湧く前に退場してしまう点や、豪華キャストを十分に生かしきれていないと感じる視聴者から不満の声が上がっている。限られた放送期間のなかで壮大な物語を描く難しさが、視聴者の没入感にも影響しているのかもしれない。

《キャスティングの割にのめり込めなかった》
《何年もの話を3ヶ月で描くので仕方ないのかもしれないけど、描き方が浅すぎてキャラクターに感情移入出来ない》
《ストーリーの年代が移り変わりもわかるが、生徒がどんどん変わりすぎて、ついていけないところがある》
《自分がすでに高校生という年代でもないからかあまり話について行けなかった》

残念ながら第1位に選ばれてしまったのは、伝説の月9ドラマの続編となる『102回目のプロポーズ』(フジテレビ系)。

「僕は死にません!」のフレーズで一世を風靡した、1991年放送のドラマ『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)の35年後を描いたストーリー。武田鉄矢(77)が演じた前作主人公の娘と、霜降り明星のせいや(33)扮するモテない男による恋模様が描かれる。

《途中で見るのをやめてしまった》という人からは、前作とのギャップを指摘する声が多数寄せられた。せいやの演技についても厳しい意見が見られ、《パロディみたいでがっかりした》という感想も。名作の続編だけに期待値が高く、そのぶんシビアな目で評価されたようだ。

《前に見ていた101回目のプロポーズと同じようなことを期待していたが まったく違う。初回で断念しました》
《オリジナルのパロディのような内容》
《あまりにも有名なドラマなので、ガックリ》
《前作品からで期待していたが、正直期待外れだった》

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