「“母の約束”を果たすため、みなさんに協力いただけるようお願いします」
国際地雷デーの4月4日、関連イベントでそう語ったのは英国王室のヘンリー王子(32)。地雷除去活動に熱心だった亡き母・ダイアナ元妃(享年36)の遺志を引き継いでいくと誓ったのだ。
実は今、そんなヘンリー王子の“婚約”が取り沙汰され、イギリス中で大きな話題を呼んでいる。お相手は、3歳年上の米国女優・レイチェル・メーガン・マークル(35)。出会いは昨年5月。知り合いを介した食事会での、王子の“ひと目惚れ”だった。
その後も2人はお忍びデートを重ね、昨年7月には王子がメーガンの父のもとへ。そこで結婚前提の交際を報告したという。
「2人のツーショットが初めて撮られたのは、昨年12月のこと。ロンドン市内を堂々とクリスマス・ショッピングに繰り出した王子とメーガンは、互いの頭文字が入ったお揃いのネックレスを身に着けていたそうです。また2人は、今年3月にジャマイカ婚前旅行へ。もはや“結婚秒読み”ともいわれていますね」(現地在住ジャーナリスト)
ところが、この結婚に“待った”をかけたのがヘンリー王子の継母・カミラ夫人(69)だった。
「王位継承権6位以内のヘンリー王子は、エリザベス女王(90)の許可がなければ結婚は認められません。そこで結婚反対のカミラ夫人は女王の耳に届くように、王室の重鎮を捕まえては『メーガンは王室にふさわしくない!』と吹き込んでいるそうなんです。
そんな逆風のなか、メーガンはヘンリー王子の義姉・キャサリン妃(35)から“王室に嫁ぐ心得”をレクチャーされているという。果たして、2人の結婚は認められるのだろうか。だがヘンリー王子はひそかに“ある決意”を固めていた。
「エリザベス女王は、世論をとても気にします。そのため、王子は『世論を味方につけて結婚を認めさせよう!』と画策しているそうです。またこれは兄のウィリアム王子などのごく近い数人しか知らされていないことですが、ヘンリー王子は『もしメーガンとの結婚が認められなければ、王室離脱も辞さない!』という覚悟まで漏らしているそうなのです」(現地の王室番記者)
もし“駆け落ち婚”となれば、約80年前に“王冠を賭けた恋”として世界を驚かせたエドワード8世とシンプソン夫人の結婚に匹敵する大スキャンダルだが、果たして……。

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