(台北 3日 中央社)中央気象局によると、軽度台風(台湾基準)台風4号が2日夜、南シナ海で発生した。今後ベトナムの方向に移動するとみられており、台湾への影響はないという。


台風4号は3日午前8時現在、台湾本島最南端の鵝鑾鼻(ガランピ)から南西1230キロの陸上にあって、時速13キロで西北西に進んでいる。中心気圧は995ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。

3日の台湾は低気圧の影響を受け、全国的に雨。南部や南東部では所によって大雨(24時間雨量が80ミリ以上または1時間雨量が40ミリ以上)や雨(同200ミリ以上、3時間雨量が100ミリ以上)となる模様。その他の地域も一時雨や雷雨が発生する確率が高くなっている。不安定な天気は4日まで続く見通し。


(汪淑芬/編集:塚越西穂)