(台北中央社)アフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)を訪問中の頼清徳(らいせいとく)総統は現地時間2日午後、国王ムスワティ3世との首脳会談に臨んだ。両首脳は共同声明に署名し、双方の深い友情や相互信頼、共通の価値観を改めて確認するとともに、平和、安定、持続可能な繁栄の共通ビジョンの下で、2国間関係を引き続き深化させるとした。


頼総統は当初、先月22日からエスワティニを訪問し、ムスワティ3世の即位40周年などを記念する式典に出席する予定だったものの、中国の圧力により、専用機が通過を予定していた一部の国が飛行許可を取り消したとして出発を見合わせていた。

総統府の報道資料によると、頼総統は会談で、エスワティニの歓迎に感謝を示した上で、中華民国台湾は主権国家であり、世界の台湾であると言及。いかなる国にも台湾が世界に貢献することを阻む権利はなく、阻むべきでないとし、台湾は引き続き実力を強化し、着実に国際社会へ進出していくと述べた。

また、台湾とエスワティニ両国が互いに支え合い、両国の友好関係が絶えず深化し、時を重ねるほど価値が増すことに期待していると話した。

首脳会談の後には、林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)とポリレ・シャカントゥ外相が税関相互支援協定に署名した。

(葉素萍/編集:田中宏樹)
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