今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾り、来年1月の第103回大会で節目の10度目の優勝を目指す青学大はゴールデンウィークを利用して、新潟・妙高市の妙高高原で合宿中。4日は妙高高原メッセ多目的ホールで「箱根駅伝優勝報告会」に出席。

その後、妙高高原スポーツ公園で市内在住・在学の小中学生を対象にしたランニング教室を行い、チームのスポンサーでもある妙高市の市民と交流した。

 優勝報告会には約250人の市民が駆けつけ、大盛況。原晋監督(59)は「私は監督に就任し、23年目になります。初年度から妙高高原で合宿を行っています。いつも、地元の皆さんに応援していただき、感謝しております。妙高は、お米をはじめ食べ物がおいしくて、温泉もあり、最高です。選手はおいしいご飯をたくさん食べて、起伏があるコースを走り込んでおります。監督はご飯がおいしくて太ります」とユーモアを交えてあいさつし、会場を沸かせた。

 妙高市の城戸陽二市長(59)は「ゴールデンウィークも妙高高原で頑張って練習している青学大の皆さんには来年、箱根駅伝で10度目の優勝を期待しております」と激励。妙高市は地元産のコシヒカリと応援メッセージが書き込まれた旗をチームに贈呈した。

 優勝報告会では原監督の発案で予定のなかった質問タイムが設けられた。

 「どうして青学大は毎年、強いのでしょうか」という質問に原監督は「それは監督の腕です!」と笑顔で回答。

その後は、真面目な表情で「青学大の学生が毎年、進化するからです。今の選手は先輩たちの頑張りがあったからこそ、少しずつ成長し、強くなっています。今の選手は将来の青学大の選手のためにも頑張っています」と答えた。

 小学生から「テレビに出たことありますか?」と質問されると、原監督は「テレビを見たことないのかい?」と壇上でずっこけたが、続けて「今日も『県民栄誉賞』(日本テレビ系)に出ますよ。明後日は『ひるおび』に出ます。皆さん、見てください」と、しっかりと番組宣伝をした。選手は原監督のパフォーマンスに満面の笑みを見せていた。

 華やかで派手な表舞台の裏では地道な練習を積んでいる。3日は朝に15キロ走、午後に25キロ走。ウォーミングアップとクールダウンを含めれば50キロ以上を走り込んだ。4日も午前5時30分から朝練習を行い、小雨が降る中、15キロを走り込んだ。

 妙高高原合宿には、今季に創設された女子長距離・駅伝チームの芦田和佳(のどか、1年)、池野絵莉(かいり、1年)や青学大を練習拠点とするGMOインターネットグループの吉田祐也(29)、黒田朝日(22)、コモディイイダの宇田川瞬矢(22)らも参加。

互いに刺激を与え合っている。

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