バスケットボールB1リーグ第36節 レバンガ北海道97ー96A東京(3日・北海きたえーる)

 B1東地区のレバンガ北海道は同地区のA東京に97―96で勝利し、37勝23敗の地区5位で今季を終えた。新加入のSG富永啓生(25)は、日本人(帰化選手除く)1シーズン最多タイとなる1168得点を挙げ、1試合平均19・5得点をマーク。

日本人“得点王”でBリーグ1年目のシーズンを終えた。

 レバンガらしく、今季を象徴するような劇的勝利で最終戦を締めくくった。95―96で迎えた第4クオーター(Q)。勝負の命運は富永に託された。「3ポイントを打つんじゃないかと相手も思っていたと思うので、ドライブに切り替えた」。残り4・3秒。ドリブルでゴール下に切り込み、大柄な外国籍選手に囲まれながらもダブルクラッチで逆転シュートを沈めた。

 前半だけで18得点を挙げたが、後半から厳しいマークを受けて第3Qは無得点。チームも前半終了時点で奪った14点のリードを守り切れず苦しい展開となったが、エースが最後に救った。トーステン・ロイブルHC(54)は「外国籍選手3人がいる中でのフィニッシュ力というのは、この惑星の者じゃない。異次元」と絶賛した。

 NBA下部のGリーグからレバンガへ電撃移籍。

23―24年の横浜BC・河村勇輝(現ブルズ)に並ぶ日本人1シーズン最多得点を叩き出し、9季連続負け越しだった弱小クラブの快進撃を支えた。Bプレミア初年度となる来季に向け、背番号30は「リーグのスタイルに馴染んできて、後半は自分の武器を出せた。得点だけじゃないというところも見せていかないといけない」。日本を代表するシューターは、レバンガをさらに上のステージへ導いていく。(島山 知房)

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