長い歴史と14億人を超える人口を持つ中国には、何があってもおかしくないような不思議なディープさがある。
「100歳を超えても元気だという長寿の証としてユニコーンのような角が生える」みたいなファンタジーめいた言い伝えがあったとしてもおかしくないと思ってしまうし、実際にそれに近いことが起きていたのだ。
107歳の高齢女性の額に10cmほどの角が生えており、その姿がSNSで紹介されると、中国はもちろん、世界中が驚いた。
本文中で実際の画像や映像を紹介していく。
額に10cmの角が生えた高齢女性
2024年10月25日、中国版TikTok「抖音(Douyin)」に1本の動画[https://www.douyin.com/search/107%20%E9%95%B7%E5%AF%BF%E8%A7%92]が投稿された。
「107歳のおばあちゃん、額に長寿の角が生える」とキャプションのついたこの動画には、確かに額からにょっきり角が生えた老婦人の姿が!
この女性は広東省普寧市在住の陳おばあちゃん(107歳)。角の長さは約10cmほどで、数年前に突然生えてきて、以来成長を続けているんだそうだ。
おばあちゃんは高齢ではあるがいたって健康で食欲も旺盛。角があることで日常生活に特に影響はないらしい。
「皮角」と呼ばれる皮膚疾患である可能性
この角は「皮角(ひかく)」と呼ばれるもので、加齢によって生じる「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」や、強い紫外線を浴び続けることで発症する「日光角化症」などが悪化して、角のような状態になったものではないかと言われている。
日光角化症とは、最初皮膚に赤みがかった斑模様が現れ、徐々に固くなっていく一種の腫瘍で、悪化すると角質層が増殖して盛り上がり、皮膚表面を突き破って角のように成長し、皮角化するのだとか。
また、脂漏性角化症は「老人性イボ」とも呼ばれ、皮膚の老化現象によって生じる腫瘍である。黒~褐色で大きいものでは数cmにもなり、皮膚からボコッと盛り上がっているのが特徴だ。
どちらも良性であることが多いものの、一定の割合で皮膚がんを発症する可能性があるため、もしこのような皮膚の異変に気がついたら、早めに皮膚科を受診した方が良いという。
稀ではあるがこれまでにも複数の症例の報告が
この皮角は非常に珍しい症例ではあるが、これまでにも何度かネット上でも報告されている。
下は2019年に公開された、インド人男性のシャム・ラル・ヤダウさん(当時74)のケースを紹介した動画だ。
さらに2022年にも、中国の101歳の女性・張瑞芳の額に角が生えた。彼女の場合、角は1年で6cmも成長したんだとか。
ちなみに陳おばあちゃんのケースでも、この角を手術で除去しては?と勧める声もあったようだが、おばあちゃん自身にはそのつもりはないという。
陳おばあちゃんの動画を見た抖音の1ユーザーは、次のようなコメントを残している。
どうか手術はしないでください。私の祖母の額にも腫瘍がありました。手術で取り除いた2日後に、彼女は亡くなりました
107歳という年齢を考えると、今現在健康に問題がないのであれば、無理にとらないのが正解なのかもしれない。
なお、当初視聴者たちはこの角を「悪魔の角」と呼んでいたが、いつしかその呼び名は180度意味が変わり、めでたい「長寿の角」と呼ばれるようになったそうだ。
おばあちゃんがこんなに元気に長生きしている秘訣は、この角にあるのでは?との意見が増えたからだという。
というかユニコーンの角と呼んであげた方が、やっぱりファンタジーでいい感じだよね。ユニコーン仙人とか。
陳おばあちゃんにはこれからも健康に気をつけて、角と一緒に長生きしてほしいよね。
References: Woman lives to 107 despite 4-inch ‘longevity horn’ growing from her forehead[https://nypost.com/2024/10/29/lifestyle/woman-lives-to-107-despite-4-inch-horn-growing-from-her-head/]











