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このところUFOに関連する情報公開に進展が見られるアメリカだが、あるUFO研究家によると、国防総省の諜報機関である「国防情報局(DIA)」が、墜落したUFOの残骸を検査していたことを認めたそうだ。
情報をリークしたのは、アメリカ在住のアンソニー・ブラガリア氏。彼は2017年に情報自由法に基づき、国防総省が保管しているUFOの物質やその検査結果についての全情報を公開するようDIAに要求していたのだという。
そして3年後にようやく公開されたのが、154ページにわたる実験結果だった。これについてブラガリア氏は、「DIAがUFOの特異な残骸を所持・検査していたことを認めた」と語っている。
【ブラガリア氏に届いたDIAの検査結果】
ブラガリア氏に言わせるなら、検査結果は「私たちの生活を永遠に変えてしまう」ものかもしれないという。
そこにはたとえば「ニチノール」という形状記憶合金に関する記述があった。これはオリジナルの形を記憶することができる金属で、曲げたり潰したりしても、速やかに元の形に復元される。
世界でもっとも有名なUFO事件として知られる1947年の「ロズウェル事件」発生当時、こうした形状金属の特徴をうかがわせる証言が大勢の目撃者からよせられている。
そのためニチノールは墜落現場から回収されたものの1つだとブラガリア氏は考えている。
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1947年6月、ニューメキシコ州ロズウェルの北西75マイルで発見された破片を持つ、ロズウェル陸軍飛行場のジェシー・マルセル少佐