
これを使えば誰でも簡単にフェイク動画や画像を作成できてしまう。最近このディープフェイクを利用して、懸念すべきサイトが登場したという。
『MIT Technology Review』によると、そのサイトでは顔写真をアップロードすることで、その人を勝手にアダルトビデオに出演させることができるのだ。
それがダウンロードされて拡散されれば、とんだ風評被害を作りかねないとして大いに懸念されている。
ディープフェイクを悪用したサイトが登場 問題のサイトは、事態の拡大を防止するために、ただ「Y」とだけ紹介されている。その存在は、ディープフェイクの研究者であるヘンリー・アジャー氏が発見し、情報提供したことで明らかになった。
「Y」にアクセスすると、シンプルな白い背景と青いボタンが表示され、顔の画像をアップロードするよううながされる。
画像をアップすると、その顔を合成することができるアダルトビデオのライブラリが提示され、いずれかを選択するとプレビューが表示される。
それが気に入ったのなら、あとは料金を支払う。すると完全版をダウンロードできるようになり、顔写真の人物が出演するアダルトビデオを視聴できる。
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