大相撲夏場所の新弟子検査が1日、両国国技館で行われた。大相撲史上3人目となる英国出身(1997年中国返還前の香港を含む)力士を目指してニコラス・タラセンコ(湊)が、体格基準を満たした。

内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。

 新弟子検査は187センチ、120キロでパスし、背筋力検査は220キロだった。「緊張はしなかった。うれしい。やっと相撲が取れる」と笑顔を見せた。現在は部屋の稽古だけでなく、玉ノ井部屋にも出稽古に行っている。

 好きな食べ物は、唐揚げで日本で嫌いな物はない。「兄弟子の作るちゃんこが上手」となじんでいる。好きな日本語は「我慢」。兄弟子に教えてもらい厳しい稽古に耐えているという。夢は横綱で「横綱になって相撲を始める英国人が増えてほしい。そして相撲を教えたい」と意気込んだ。

 興行ビザ取得後の名古屋場所(7月)以降で初土俵の予定。しこ名は栄誠・成志(えいせい・じょうじ)とする見込みだ。

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