◇プロボクシング▽世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)4団体統一タイトルマッチ12回戦 王者・井上尚弥―挑戦者・中谷潤人 ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ)12回戦 王者・井上拓真―挑戦者・井岡一翔(5月2日・東京ドーム)

 WBC世界バンタム級タイトルマッチの計量が1日、都内で行われ、チャンピオンの井上拓真(30)=大橋=は53・4キロ、挑戦者でWBC世界同級4位の井岡一翔(37)=志成=は53・5キロでともに1回でパスした。

 日本人初の5階級制覇という偉業に挑む井岡は、公開計量のためファン1245人が集まった会場に、これまでの金髪から短くカットした黒髪で登場した。

「前日(4月30日)の夕方に切りました。2011年に(世界を)タイトルを取った時も短髪黒髪だった。自分自身、気が引き締まるので」と初めて世界を取った15年前の気持ちを取り戻すためにも、かつてのヘアスタイルを選択した。

 初めて体験した公開計量。通常は関係者と報道陣しかいない会場だが、多くのファンが足を運び声援を送る中での公式行事。「違和感は感じなかったが、大きなイベントで盛り上がりを感じた」と本番へのホーアップを感じている。

 井岡は昨年5月に王座返り咲きを狙い当時のWBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との再戦に挑んだが判定負け。5階級制覇を狙うために昨年大みそかのリングでバンタム級初戦(4回KO勝ち)を行い、転向2戦目でビッグチャンスを手にした。「明日はお互いここまでやってきたことをリングで出すだけ。勝って5階級制覇という最高の結果で終わらせる」とプロ18年目の大ベテランが宣言した。

 戦績は拓真が21勝(5KO)2敗、井岡は32勝(17KO)4敗1分け。 

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