パ・リーグ ロッテ―西武(1日・ZOZO)

 プロ初登板となった西武先発・佐藤爽(そう)投手が1日、7回2安打無失点の快投で勝利投手の権利を持って降板した。

 初回は先頭を三ゴロに打ち取るも、続く藤原の三塁線へのボテボテのゴロが内野安打となり出塁を許す。

だが、1死一塁から寺地を内角140キロ直球で二ゴロ併殺打に打ち取り、わずか11球で終えた。

 2回は石川慎を126キロチェンジアップ、ソトを126キロスライダーで連続三振を奪うと、井上は一転、142キロ直球で3者連続の空振り三振に斬り、雄たけびを上げた。

 3回は先頭こそ126キロチェンジアップで空振り三振に斬るも、この日初めての四球と死球を与え2死一、二塁とする。だが、強風の影響で西武ベンチから紙がグラウンドに舞い込むハプニングにも動じず、西川を141キロ直球で見逃し三振として切り抜けた。

 4回は先頭の投ゴロを落ち着いて処理すると、2死からソトに中前安打を打たれたが、続く井上を1球で中飛に打ち取り得点は与えず5回以降も0を並べた。

 初登板勝利となれば、球団では24年の武内以来、育成出身選手では球団初の快挙となる。

 佐藤爽は札幌山の手から星槎道都大を経て、24年育成ドラフト4位で西武に入団。プロ2年目の今季は1軍の宮崎・南郷キャンプを完走するも、オープン戦途中で2軍落ち。ファームでは5試合に登板(うち先発4)し、3勝0敗、防御率1・37と安定した成績を残していた。

 ◇佐藤 爽(さとう・そう)2003年2月9日、北海道・北広島市生まれ。札幌山の手では甲子園出場なし。星槎道都大を経て24年育成ドラフト4位で西武に入団。

4月30日に支配下に昇格した。名前の由来は「爽やかな男になってほしい」。178センチ、82キロ。左投左打。

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