男子テニスで、アジア男子最高の世界ランキング4位に上り詰め、2014年全米では準優勝に輝いた錦織圭(ユニクロ)が、今季限りでの引退を決めた。1日、自身のSNSで明らかにした。

 盛田正明テニス・ファンドの4期生として、錦織とともに米IMGアカデミーに留学した喜多文明は、「ついにこのときが来てしまった。一緒に留学しただけでなく、その後、20歳ぐらいからは圭のテニスのファンになった。配信やSNSを追っかけたりしていたので、その楽しみがなくなるのは残念」と話した。

 喜多は、錦織と対照的に社交的で、しゃべれない英語も、電子辞書を使って交流をトライした。しかし、錦織はしゃべることをちゅうちょしていたという。

「日本語でもあまりしゃべらない。最初、ルームメートの名前も覚えてなかった」

 喜多は、すでに現役を引退し、事務や光学機器を製造するメーカー、リコーのテニス部で男子チームの監督を務める。12月から翌年1月にかけて行われる日本リーグが晴れ舞台だ。

「昔、(錦織と)一緒に留学していたと会社で言うと、すごいと言われる」。

 昨年11月に錦織が横浜慶応チャレンジャーに出場した時だ。帰国していると聞いて、LINEのやりとりをした。

「現役の時は、けがさせると行けないと思って、怖くてテニスに誘えなかった。

引退したら、テニスを誘いたい」

編集部おすすめ