◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(2日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が2日(日本時間3日)、敵地・カージナルス戦で先発し、初回を無得点に抑えた。6度目の登板で、今季初QS(クオリティースタート=6回以上自責3以内)を狙う一戦。

2死から3番バールソンに四球、4番ウォーカーに中前打を許し、一、二塁のピンチを招いたが、ゴーマンを空振り三振に斬った。初回は22球のうち、12球がスプリットで、直球の最速は98マイル(約157・7キロ)だった。

 より高い精度を求めて改良したスプリットで、真価を発揮する。落差が大きく、制球が至難だった佐々木自慢の魔球だが、メジャー自己最多99球を投げた前回登板では、平均より5・8マイル(約9・3キロ)ほど速い平均90・8マイル(約146・1キロ)の新スプリットを披露した。球種別最多となる48球も投げ込み、6回途中7安打4失点で今季初勝利。試合後には、スプリットの改良で制球と球速の向上を求めたことを明かし、「落ち幅を変えたわけではない。(従来のは)抜けるのが多かった。スピード感が欲しいということと、ベース板の上にいかないと振ってもらえないので、そこに関してはコミュニケーションを取る中でコーチと方向性を出した」と説明していた。

 佐々木は試合前時点で計5試合で1勝2敗、防御率6・35。先発ローテの中では唯一QS未達成となっている。先発ローテ争いでは、左肩の疲労で出遅れていた左腕スネルが順調なら今月中にも復帰する見込みで、佐々木か26歳の若手右腕シーハンが“当落線上”と目されている。ロバーツ監督も「今後は良い意味で難しい判断になる可能性がある」と話しており、残留争いでの勝ち残りへ、アピールしたいところだ。

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