◆プロボクシング ▽世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)4団体統一タイトルマッチ12回戦 統一王者・井上尚弥―WBA&WBC&WBO同級1位・中谷潤人▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・井上拓真―同級4位・井岡一翔(5月2日、東京ドーム)

 32戦全勝同士の無敗対決となる井上尚弥と中谷潤人の世紀の一戦。日本プロボクシング界の歴史を紡いできた歴代世界王者人がスポーツ報知の取材に応じ、両者の対戦を大予想した。

1日には都内で前日計量が行われ、2日の興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino ペイ・パー・ビュー(PPV)」で独占生配信される。

■川島 郭志(元WBCスーパーフライ級王者)

◎尚弥の判定 

中谷は見えない角度から放つ左フック、左アッパー、体の大きさなど勝つ要素も持っている。ただ尚弥は今回の練習を見るとガードへの意識の高さが伺える。相手を見極める感覚にも秀でている尚弥が有利だ

■田口 良一(元WBAライトフライ級スーパー、IBF同級王者)

◎尚弥の終盤KO

中谷が先に仕掛ける可能性は十分あり得る。前戦で苦戦した分、今回はよくなると思う。勝敗ははっきり言って分からないが、終盤に尚弥がKOする可能性は高い

■畑山 隆則(元WBAスーパーフェザー、ライト級王者)

◎尚弥の中盤までのKO 

中谷は頑張るだろうから判定までいくことも考えられる。だが、蓋を開けたらこんなに差があったのという結果になるような気がする。結果は、尚弥の序盤から中盤にかけてのKO勝ち

■セレス小林(元WBAスーパーフライ級王者)

◎尚弥の判定

一番興味があるのは、あの尚弥を相手に中谷がどういう作戦で挑むかということ。自分がトレーナーなら中谷に左フック、左アッパーを狙えと指示する。だが、普通に考えたら尚弥の判定勝ちが濃厚だ

■竹原 慎二(元WBAミドル級王者)

◎尚弥の中盤KO

東京ドームという舞台だから尚弥はKOを狙ってくると思う。瞬発力がすさまじく、中谷でも止まられないだろう。中谷は入ってくる尚弥にカウンターを狙いたいところだが、尚弥が中盤に捕まえるはず

■山中 慎介(元WBCバンタム級王者)

◎尚弥の判定

ここ2試合の尚弥の戦い方を見ていると、ディフェンスを意識してことが分かる。

勝ちに徹したスタイルで、尚弥にこれをやられると、相手はお手上げになる。尚弥が判定勝ちする可能性が一番高い

■内山 高志(元WBAスーパーフェザー級スーパー王者)

◎尚弥の判定

一流の技術を持ち合わせる2人だが、それを比べると尚弥の方が、すべてで少しずつ上回っている。中谷は尚弥にとって、最もやるづらい相手となるだろうが、最終的には尚弥が判定で勝つと思う

■伊藤 雅雪(元WBOスーパーフェザー級王者)

◎尚弥の判定

中谷は途中から打ち合いに持ち込みたい。多少強引に行くぐらいでないと、勝利は見えてこない。どちらが倒れるかは分からないが、ダウンシーンはあると思う。最終的には尚弥が判定勝ちするのでは

■飯田 覚士(元WBAスーパーフライ級王者)

◎尚弥の判定

圧倒的に尚弥が有利と思っていたが、中谷の公開練習の映像を見て、階級を上げたことが奏功して体のパワーがいきている。尚弥が判定で勝つとは思うが、自分の中では6―4ぐらいに実力が接近している

■岩佐亮佑(元IBFスーパーバンタム級王者)

◎尚弥の終盤KO 

相性的には中谷の優位性もあるが、スーパーバンタム級により適応している尚弥が力強さで上回り終盤に仕留めるのではないか。中谷が勝つとすれば独特なタイミングで放つパンチによるKOだろう

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