100周年記念大会となる卓球の世界選手権団体戦(4月28日~5月10日)で、日本代表は男女ともに2日に英・ロンドンで初戦に臨む。5大会連続で銀メダルの日本女子は、世界ランク5位のエース・張本美和(17)=木下グループ=、11位の早田ひな(25)=日本生命=を軸に、6連覇中の中国を倒して1971年大会以来、55年ぶりの金メダル獲得に挑む。

(取材・構成=林 直史、宮下 京香)

 早田は主軸を担う覚悟をにじませた。世界選手権に10度出場した伊藤美誠(25)や平野美宇(26)が選外となり、00年度生まれの“黄金世代”ではただ一人、出場する大舞台へ「(伊藤と平野の)2人がいないさみしさはあるが、この5人で一致団結して頑張る。どこで起用されても、必ず1点を取る強い気持ちを持って戦います」と力を込めた。

 前回24年大会では、6連覇した中国との決勝で2試合に起用され、21年東京五輪で2冠の陳夢を3―1で破る金星を挙げたが、チームは敗れて5大会連続の銀メダルとなった。左のエースは「リベンジしたい気持ちが大きい。攻撃的なプレーで挑戦したい」とチームをけん引する。

 ◆世界卓球選手権 第1回大会は1926年ロンドンで開催。2003年から個人戦(奇数年)と団体戦(偶数年)が交互に行われ、団体戦の今大会は100周年記念大会。

 ◆団体戦の大会方式 

 男女とも64の国・地域が2つに分かれ、日本を含む世界ランク上位7チームと開催国の英国の計8チームは、ステージ1A(総当たりの1次リーグ=L)でシード順を決め、全チームがステージ2(決勝トーナメント=T)に進出。残りの56チームが1組4チーム14組に分かれて1次Lを戦い、各組1位などの計32チームが決勝Tへ。

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