卓球の世界選手権団体戦は28日にロンドンで開幕した。日本は決勝トーナメントのシードを決める5月2日のリーグ戦から登場。

12年ロンドン五輪女子団体銀メダルでスポーツ報知評論家の平野早矢香さん(41)が女子は55年ぶり、男子は57年ぶりの頂点を目指す日本代表の戦いを占った。

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 【女子】前回24年釜山大会からガラッとメンバーが変わりましたが、左利きの早田選手、長崎選手、右利きの張本美選手、面手(めんで)選手にカットマンの橋本選手と戦型のバランスが良く、さまざまな戦略が考えられる構成です。

 早田選手、張本美選手がダブルエースという形になりますが、橋本選手の存在も大きいとみています。昨年は中国のトップ選手を破ったり、世界ランキング以上のインパクトを残しました。対戦相手は攻撃型の選手とは全く違った対策が必要になり、中国も少なからず意識している選手です。チームとしても中国超えをイメージして強化をしてきていると思います。前回は決勝で中国に2勝し、あと一歩というところまで来ました。今回も面白い試合ができると期待しています。

 【男子】世界ランキング上位5人が並んだ今の最強メンバーです。張本智選手に加え、鍵になるのは世界1位の王楚欽(中国)、2位のモーレゴード(スウェーデン)といった選手に勝ってランキングを上げてきている松島選手。この半年間で我慢強くプレーできるようになり、台から下げられたり、自分のパターンにならない時に失点する確率も低くなりました。

 男子はフランス、スウェーデン、ドイツ、台湾など他のチームもレベルが高く、初戦から気が抜けない戦いが続く難しさはありますが、中国に勝つチャンスも十分にあります。

(12年ロンドン五輪女子団体銀メダル、ミキハウス所属)

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